固形飼料
乳牛は、良質でおいしい生乳を出すために、毎日たくさんの飼料を食べています。飼料には、数多くの種類がありますが、今回は固形飼料についてお話ししましょう。固形飼料とは、ふつうペレットと呼ばれ、牧草や穀類などを栄養分が吸収されやすいように人工的に加工したものです。その名のとおり、固形状になっていて、硬さもさまざまです。代表的なものに、ペレットタイプと呼ばれるものがあります。数種類の飼料を配合し、加熱して固形にしたもの。とても固くて人間には"歯が立たない"ほど。このタイプの特長は、牛が選り好みをして食べることが防げるので、バランスよく栄養を摂取できることです。一方、最も人気があるのは、ペレット&フレーク状の大麦などを混合したものです。さらに、短く刻んだ乾草を5cmくらいの立方状(キューブ)に圧縮したヘイキューブ。アルファルファを火力乾燥したアルファルファミールなどがあります。 |
ペレット | ヘイキュウブ |
<ミルククラブ情報誌'95 SUMMER vol.19より> |
固形飼料と同じ種類の言葉
- 固形飼料のページへのリンク