四次元ポケット
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四次元ポケット(よじげんポケット)は、藤子・F・不二雄のSF漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。道具を出したり収納したりする道具で、作中で最も使用頻度の高い道具である。
- ^ 映画『のび太の新魔界大冒険』、『のび太のひみつ道具博物館』
- ^ 新しい四次元ポケット
- ^ ただし、各第1話において四次元ポケットを描き忘れている場面が存在することから、これは復元光線のようなひみつ道具であるとも考えられる。
- ^ 「【ゆっくり解説】四次元ポケットの構造を数学的に解説!」YouTube[出典無効]
- ^ 「【数学雑学】四次元ポケットとは?(0次元・1次元・2次元・3次元・4次元について)」学校より分かりやすいサイト[出典無効]
- 1 四次元ポケットとは
- 2 四次元ポケットの概要
- 3 四次元ポケットの理論
四次元ポケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:09 UTC 版)
「ドラえもん (キャラクター)」の記事における「四次元ポケット」の解説
腹部にあるポケットは「四次元ポケット」という道具の一種である。カートリッジ式で脱着および洗濯が可能だが、一度洗った時に中に大量に水が入っていた。この装置は未来の科学技術を利用した大小さまざまな道具を四次元空間に収納しておき、自在に取り出すことができるもの。内部には「四次元倉庫」があるらしい。内部にはイメージ検索機能が取り付けられているためイメージしただけで道具が引っ張りだせる。ただし、乱雑に道具を収納していたり、しっかりと道具をイメージできなかったり、ポケット内の整理を怠って四次元空間にホコリを溜めたりすると、イメージ通りに道具が取り出せないことがある。日用品なども入っている(ついつい入れたくなってしまうらしい)。普段からきちんと整理整頓をしていないため、「あれでもない、これでもない」と言って目的の道具を取り出すまでに多数の無関係な道具やガラクタを周辺に撒き散らすことがお約束のギャグになっている。その描写は、特に大長編の危機的状況下で多く見られ、のび太もその状況に対し「肝心な時はいつもこうだ」と発言している。 道具を取り出す時には道具の名前を言いながら道具本体を高く掲げる演出が癖となっている(まれにひみつ道具ではないものを出すこともあり、その際は「普通の」「ただの」と付けることもある)。特に、アニメ第2作第1期ではその時にファンファーレ調の効果音が鳴り、バックはパカパカで表現されていた。なお、ドラえもんもこれを行わないと気分が乗らないらしく、「地球セット」をのび太が無理やり取り出した際にわざわざ一度しまった後にこの動作を行っていたり「では、あらためて」などと言って言い直したりする。お笑い芸人などがドラえもんの物まねをする際には、この場面をよくもじった物が登場するが、その際に「チャラララッチャラーン」という音楽を使っている者が多く、ジャイ子役の山崎バニラが「自分の考えたひみつ道具」をドラえもん内で紹介した際にも大正琴でこの音楽を演奏した。しかし、実際はそのような音楽は使われたことは一度もない。アニメ第2作第2期では効果音として「テッテテー」あるいは「テッテレー」というファンファーレが鳴り、背景も変更されている。なお道具については、マシンガンやジャンボガン(戦車を一撃で吹っ飛ばす威力)や熱線銃(鉄筋のビルを煙にする破壊力)、地球はかいばくだんや原子核破壊砲など兵器の類が出てくることもあった(てんコミ7巻『ネズミとばくだん』など)。またてんコミ10巻「ねがい星」では不要な道具を空き地に穴を掘って埋めているシーンがあった。
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