四条流庖丁書とは? わかりやすく解説

四条流庖丁道

(四条流庖丁書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 17:26 UTC 版)

四条流庖丁道(しじょうりゅうほうちょうどう)は、平安時代から始まると伝えられる日本料理の流派。「庖丁式」とも。庖丁道(庖丁式)とは料理に関する作法・故実や調理法などを最も頻用する調理器具の包丁で象徴した呼び名である。




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四条流庖丁書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:49 UTC 版)

四条流庖丁道」の記事における「四条流庖丁書」の解説

室町時代後期四条流大意をまとめた料理書として『四条流庖丁書』が書かれている奥書に「長享三年1489年二月下旬多治見備後守貞賢在判」とあり、この時期成立した思われる四条流庖丁式次第記述され、俎の名所寸法などから記載始まり続いて具体的な料理法や、箸・膳の飾り方なども記載されており、当時日本料理素材調理法を知る上で貴重な史料となっている。 雁の皮煎・潮煎、カマボコ(雉)の焼き物刺身エビ舟盛りこのわた潮煮クラゲ和え物など、多彩な料理紹介されている。また、四条流では刺身添えるわさびと塩は接して並べる、酢も添えるべき……など興味深い記述も多い。花鰹使用記されており、当時から利用されていることが分かる分流大草流相伝書としても『大草家料理書』『大草殿より相伝聞書』などがあり、成立年代不明だが、上記書籍より若干下る時代思われるいずれも群書類従飲食部に所収されている。

※この「四条流庖丁書」の解説は、「四条流庖丁道」の解説の一部です。
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