四十八体仏とは? わかりやすく解説

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四十八体仏

読み方:シジュウハッタイブツ(shijuuhattaibutsu)

飛鳥・白鳳時代小金仏群。


四十八体仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 15:43 UTC 版)

四十八体仏(しじゅうはったいぶつ)は、東京都台東区東京国立博物館が所蔵する、飛鳥時代から奈良時代にかけての49件(57体)の金銅仏(こんどうぶつ)の総称(金銅仏とは、銅製鍍金の仏像の意)。




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四十八体仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:48 UTC 版)

法隆寺献納宝物」の記事における「四十八体仏」の解説

重要文化財法隆寺伝来した小金仏(しょうこんどうぶつ)の一群。「金銅」とは銅製鍍金金メッキ)の意である。「四十八体仏」と通称するが、実際4957体を数える。法隆寺には、飛鳥橘寺から移されたものを含む、多数小金仏が所蔵されていたことが記録から知られ1878年にその大部分皇室献納された。大部分7世紀後半から8世紀前半日本製推定されるが、善光寺本尊形式類似した如来三尊像(143号)、菩薩半跏像(158号)のように、三国時代朝鮮半島製と推定される像も含まれる在銘の像もいくつかあり、丙寅年(606年または666年)銘の菩薩半跏像、辛亥年(651年)銘の観音菩薩立像は、この時代基準作として貴重である。この他、「山田殿像」の刻銘がある阿弥陀三尊像144号)、法隆寺金堂本尊似た止利様式を示す菩薩半跏像(155号)、如来坐像145号)、釈迦麻耶夫人まやぶにん)の右腋から誕生する様子彫像として表した稀有な作である麻耶夫人及び天人像(191号)などが著名である。

※この「四十八体仏」の解説は、「法隆寺献納宝物」の解説の一部です。
「四十八体仏」を含む「法隆寺献納宝物」の記事については、「法隆寺献納宝物」の概要を参照ください。

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