から‐ふね【唐船】
とう‐せん〔タウ‐〕【唐船】
とうせん〔タウセン〕【唐船】
唐船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 04:08 UTC 版)
古典的な造船では、まず竜骨を船の前後方向に準備し、竜骨に対して直角(船の左右方向)に肋材を組み、それを梁によって固定することから始まり、この基礎部分が船の強度の源となる。 唐船では船の各部に十二支の動物を象った名称が当てられており(鼠橋(矢倉への梯子)、牛欄(矢倉の手すり)、虎尾(帆控え索)、兎耳(帆柱頂部の挟み)、水蛇(防舷材)、馬面(帆摺)、羊頭(双係柱)、猴袋(物入れ)、鶏桿(船底の敷板)、狗牙(船底の索を固定している部材)、木危猪(帆柱の控木))、竜骨もその一つである。太く長いことから竜の背骨にたとえて竜骨と称された。
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