吉良川の御田祭
名称: | 吉良川の御田祭 |
ふりがな: | きらがわのおんたまつり |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 御田祭保存会 |
指定年月日: | 1977.05.17(昭和52.05.17) |
都道府県(列記): | 高知県 |
市区町村(列記): | 室戸市吉良川町 |
代表都道府県: | 高知県 |
備考: | |
解説文: | 御田八幡宮の祭りに行なわれるもので、田遊びの要素が濃厚である。 田楽衆が「ねり」と称して田楽を演じた後、拝殿で「女猿楽」「三番神」「翁」などの曲を舞い、続いて各種の農耕のさまを演じ、その後、一人の女が水桶の酒を飲むうちに子を産むという「酒絞り」の所作が続く。この間に「殿と冠者」が登場し、次の演目をふれて廻る。また「小林」「地堅」など、古風な芸能が演じられる。芸能史的に価値の高いものである。 |
御田八幡宮
吉良川の御田祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 05:14 UTC 版)
吉良川の御田祭(おんたまつり)は、当神社において西暦奇数年の5月3日に行われる神事である。今から780余年前、源頼朝が鎌倉幕府を開いた当時、天下泰平を祝い、民心の安定と五穀豊穣を祈念して、全国津々浦々の神社で奉納させたと伝えられる古式祭典で、重要無形民俗文化財に指定されている。 拝殿を舞台に田植から収穫までの稲作行事を演じるもので、田遊び、田楽、猿楽、古風な能楽などを織り交ぜて行われる。演じられる芸能は、殿とかしゃ、練、女猿楽、三番神、翁、牛、田打、えぶり指し、田植、酒絞り、田刈、小林、魚釣り、地堅め、太刀踊であり、中でもクライマックスは 「酒しぼり」である。赤ん坊が産まれたとして神の子(木製の人形)を、子宝に恵まれない女性たちが奪い合うことから、子授けの祭としても知られ、日本三大奇祭の一つともいわれている。
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