上陸後とは? わかりやすく解説

上陸後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/16 08:56 UTC 版)

サンサポールの戦い」の記事における「上陸後」の解説

サンサポール地区制圧した連合軍は、ミッテルバーグ島に戦闘機基地、サンサポールおよびマル地区爆撃機基地設営開始し基地は第13空軍によって運用されることとなった前者8月7日使用可能となって9月8日完成し後者9月3日供用開始して9月の末には完成見た航空基地完成は、ソロン方面日本側の制空権失われたことを意味しセラム島ハルマヘラセレベスおよびミンダナオ島制空権著しく衰退したまた、ソロンマノクワリ間の交通も完全に遮断されマノクワリ方面日本軍部隊以降自給自足の生活を余儀なくされることとなった。 サンサポール地区は、連合軍フィリピン進んだあとも後方補給基地セレベスセラム方面への航空圧力のための基地として活用されていた。戦線がサンサポールから遠ざかった1945年3月上旬から中旬にかけて、第三十五師団一部攻勢をとって連合軍牽制開始したが、その過程一つのことが明らかになった。第三十五師団牽制作戦が行われたころのサンサポール地区航空基地は、使われている形跡がなかった。第三十五師団から報告受けた第七飛行師団から偵察機飛ばされたが、一時300機もいた航空機はその姿なく滑走路破壊されており、サンサポール地区基地として利用されていないことが明らかとなった。この報を受け、第三十五師団作戦打ち切られ監視部隊のみを残しソロン撤退していった。 連合軍4月下旬ホーランジアの戦いからサンサポール地区確保まで、約550マイルの距離を、アイランドホッピング戦法でわずか3か月踏破した。サンサポールこそは、マッカーサーフィリピンへの帰還を果たすためにニューギニア島設けられ最後拠点であり、マッカーサーコレヒドール島脱出後も夢にも忘れなかったフィリピンは、サンサポールから北モルッカタラウド諸島挟んで500マイル離れた彼方にあったが、それはホーランジアからサンサポールまでの距離と大して変わらなかった。

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上陸後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 15:36 UTC 版)

仁川上陸作戦」の記事における「上陸後」の解説

15日夜、上陸作戦呼応して釜山橋頭堡の戦いで、洛東江防御線第8軍でも「スレッジハンマー作戦」が下達され、16日午前0時発動命令された。 上陸二日目9月16日、第5海兵連隊金浦飛行場へ、第1海兵連隊ソウル - 仁川街道制圧開始したが、依然北朝鮮軍反撃散発的であった。第1海兵連隊の8輌のM26重戦車が6輌のT-34-85戦車遭遇したものの、短時間戦闘T-34撃破された。 上陸三日目9月17日、第5海兵連隊第2大隊金浦飛行場無傷のまま奪還した。第7歩兵師団第8軍との合流のため京釜本道南へ進撃した同日北朝鮮空軍の2機のYak-9仁川港の上艦隊攻撃行い重巡洋艦ロチェスターイギリス軽巡洋艦ジャマイカ損傷受けた9月18日には朝鮮半島東海岸での陽動作戦終えた戦艦ミズーリ回航され、第7歩兵師団への支援砲撃開始した金浦飛行場からソウルまでは約13キロメートルであり、その間には漢江流れていた。第1海兵連隊と第5海兵連隊二つルート分かれてソウル向かった。第1海兵連隊北朝鮮軍70連隊や第87連隊戦闘行いつつ、漢江渡河ソウル市内に達した。第5海兵連隊漢江渡河した後、ソウル西方目指した。ここで高地展開する北朝鮮軍白兵戦行いつつも、9月25日にはソウル達した9月26日大邱より北に進撃した第1騎兵師団烏山第10軍団合流した。 第1海兵連隊9月26日深夜から27日にかけて市街戦行い28日には議政府市到達翌日小規模な反撃が行われたのを最後に戦闘終結9月29日にはソウル奪還はほぼ完了し李承晩大韓民国首脳ソウル帰還した補給部隊貧弱であった北朝鮮軍38度線から300キロメートル以上離れた釜山周辺での戦闘大きく消耗していた。兵力3分の2実際韓国内強制徴募した新兵で、抗命への即時射殺命令部隊維持されている状態だった。北朝鮮軍補給路は朝鮮半島道路網上、一度ソウル通過する形をとっており、仁川の上陸で補給路を大きく断たれることとなった

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