ライ‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【ライ症候群】
ライ症候群
ライ症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 14:20 UTC 版)
ライ症候群(ライしょうこうぐん、Reye's syndrome)とは、インフルエンザや水痘などの感染後、特にアスピリンを服用している小児に、急性脳症、肝臓の脂肪浸潤を引き起こし、生命にもかかわる原因不明で稀な病気である。名前は後述の通り研究者の人名に由来する。かつて、らい病(癩病)とも呼ばれたハンセン病とは全く異なる。
- ^ 木村昭彦: 肝疾患-ライ症候群, 肝・胆・膵 55:229-235, 2007.
- 1 ライ症候群とは
- 2 ライ症候群の概要
- 3 概略
- 4 脚注
- 5 外部リンク
ライ症候群(1990年代-)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:00 UTC 版)
「薬害」の記事における「ライ症候群(1990年代-)」の解説
インフルエンザなどにより高熱を呈する小児に対して、サリチル酸やスルピリン、ジクロフェナクナトリウムなどの解熱鎮痛剤(大衆薬を含む)を投与したことで脳症を発症し、後遺障害が発生する症状。2000年に緊急安全性情報が発出され、15歳未満への小児に対しての解熱には上記成分は使用禁忌となり、アセトアミノフェン等ごく限られた薬品を用いる。なおハンセン病(らい病)とは別の病態。
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「ライ症候群」の例文・使い方・用例・文例
- ライ症候群という病気
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