ライトフィールド‐カメラ【light-field camera】
ライトフィールドカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 04:47 UTC 版)
ライトフィールドカメラは、ライトフィールドを記録するカメラ。
- ^ 蚊野浩 ライトフィールドカメラ Lytro の動作原理とアルゴリズム. 2013年 1-6頁(PDF)
- ^ a b c d ライトフィールドカメラの原理
- 1 ライトフィールドカメラとは
- 2 ライトフィールドカメラの概要
ライトフィールドカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 05:37 UTC 版)
「Lytro」の記事における「ライトフィールドカメラ」の解説
詳細は「ライトフィールドカメラ」を参照 2つのカメラを使用して遠近情報を持ったステレオ画像が生成できることは直感的に理解される。この原理を拡張し、縦横に配置した多数のカメラ群を使用することで、より精密な3次元空間情報を持つデータを取得するのがライトフィールド技術である。撮影された生データの見かけは単なる複眼写真であるが、これにライトフィールド理論による演算処理を行うことで、任意の位置にピントや視点を変えられる画像が生成される。 複数のカメラ群の代わりに、一つの主レンズとセンサの間に複眼状のミニレンズ群を配置することで同様の効果を得ている。しかし、ミニレンズ(=解像度)を増やすほど一つのミニレンズ当たりのセンサ画素数(=3次元情報)が少なくなるというトレードオフがあり、1000万画素のセンサから得られる画像が100万ピクセル程度に留まっている。 Lytroの他にも製品はあるが、一般消費者を対象とした製品を開発・広告・販売したのはLytroが初であった。 合焦が不要な画期的なカメラで測域センサとしても使用できるため、一時期は普及するかに見えたが、実際には限定的な状態に留まり、Lytro社は新規の開発を終了した。
※この「ライトフィールドカメラ」の解説は、「Lytro」の解説の一部です。
「ライトフィールドカメラ」を含む「Lytro」の記事については、「Lytro」の概要を参照ください。
- ライトフィールド‐カメラのページへのリンク