プッシュロッド
動弁系において、カムシャフトで駆動されるタペットから、ロッカーアームの一端に動力を押すかたちで伝達するロッド(棒)のこと。おもにOHVエンジンに用いられている。しかしバルブ駆動質量が増すために、プッシュロッドが不要なOHC型へとエンジンは進化した。
参照 ロッカーアームプッシュロッド(サスペンション)
軸方向に押す(プッシュ)力、すなわち圧縮力で荷重を伝えるロッドのこと。レーシングカーで空気の流れを乱すスプリング・ショックアブソーバーユニットをフレーム内に収めて、空気抵抗を低減するインボードサスペンションに使われる。タイヤの上下力をプッシュロッドでスプリング・ショックアブソーバーユニットに伝えるようにロッドを配置したサスペンションを、プッシュロッド式サスペンションという。プッシュロッドは座屈を起こすのでロッド断面を大きくしなければならないが、サスペンションスペースをコンパクトにできるメリットがある。
反対語 プルロッド参照 インボードサスペンション
プッシュロッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/25 14:47 UTC 版)
プッシュロッド (push rod)
- 1 プッシュロッドとは
- 2 プッシュロッドの概要
プッシュロッド(push rod)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 07:35 UTC 版)
「ダブルウィッシュボーン式サスペンション」の記事における「プッシュロッド(push rod)」の解説
ロッドがシャーシ上部からアップライト下部にむけて下反角をもって取付いており、正面からは「ハの字」型に見える。タイヤがバンプ(路面突起)に乗り上げるとロッドが押され、スプリング/ ダンパーユニットを収縮させる。
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