フランソワーズ・モレシャン
芸名 | フランソワーズ・モレシャン |
芸名フリガナ | ふらんそわーず もれしゃん |
性別 | 女性 |
出身地 | フランス・パリ |
プロフィール | ライフスタイルプロデューサー、ファッション・エッセイスト、フランス政府対外貿易顧問、金沢21世紀美術館国際アドバイザー。 パリ、モンパルナス生まれ。ソルボンヌ大学日本語学科を経て1958年初来日。NHK『楽しいフランス語』講師、お茶の水女子大学仏語講師などを務め、1964年帰仏。レブロン社、ディオール社を経て、1974年にシャネル美容部長として再来日。その後ファッションアドバイザーとしてマスコミで活躍し、執筆活動を続ける。1990年フランスで出版された『La Gaijin(ラ・ガイジン)』はベストセラーとなり、日本語版も刊行され話題に。近年では『VOGUE NIPPON』の創刊に貢献するなど、最新ファッションに携わる傍ら、ジュエリーデザインも手がける。また石川県加賀市の禅寺と東京日仏学院において、衣食住にわたるトータルなライフスタイルを学ぶ「もれしゃん塾」を主宰、生活全般の文化とおしゃれを提唱。「ファッションはただの衣服ではなく、生活環境のすべて」をポリシーに、国際化問題や自然環境保護にも積極参加、1992年“国境無き医師団”の日本支部の創立を支援し、1995年には「世界の医療団」日本支部の創立メンバーとして、国境を越えた世界平和への支援活動も。1999年 フランス政府より日仏文化の交流の功績を認められ、国家功労章オフィシエ(Officier del'Ordre National du Merite)を受章。2004年には「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ」を受章。2009年、国家功労勲章コマンドゥール受章。講演活動などを積極的に行う。著書に、『失敗しないおしゃれ』(主婦と生活社21世紀ブックス)、『ラ・ガイジン』(講談社)、『娘・アガタへの手紙』(KKロングセラーズ)、『まじめさが美しい時代』(講談社)、『モレシャンの劇場日記』(新書館)ほか多数。 |
代表作品1 | CM『コーワ「バンテリン」』 |
代表作品2 | 著書『アプレカランタン(※題訳:40歳以降)』 |
代表作品3 | 講演『おしゃれで知的に素敵に』 |
職種 | 文化人 |
趣味・特技 | 服飾評論 |
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フランス・パリ出身のタレント | フランソワーズ・モレシャン |
フランソワーズ・モレシャン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 07:06 UTC 版)
フランソワーズ・モレシャン(仏: Françoise Moréchand、1936年3月29日 - 、87歳) は、フランスのライフスタイルアドバイザー、エッセイスト。ユネスコ日本協会スペシャルアドバイザー。元シャネル美容部長。夫は映画評論家の永瀧達治。
略歴
父は亡命したポーランド人技師、母はフランス人。ナチス・ドイツによるフランス占領からトゥールーズに疎開。パリ解放直前にフランスのパリに戻る。
中国語かロシア語の通訳を目指したが、日本の将来性に賭けソルボンヌ大学日本語学科卒業後の1958年に日本に移住。自宅でフランス語教室を開きながら、日本航空や外務省でフランス語を教える。
その後、日本放送協会の番組「フランス語会話」で講師を務め人気を集め、テレビ朝日の「フォックス名画座」など、多数の番組に出演。1964年に一旦フランスに帰国。クリスチャン・ディオール、レブロンを経て1974年にシャネル美容部長として再度日本に移住。
2004年、母国フランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章を授与され、2009年には、国家功労勲章を授与された[1]。2019年にルネサンス・フランセーズ栄誉賞受賞。2020年には旭日小綬章を受章する [2]。前夫のギイ・モレシャンは社会学者。娘のアガタ・モレシャンもフランス語会話の講師を務めた。
その他
- 和食にも親しんでおり、「日本食の中で最も好きな物は焼き鳥。一番のごちそうは焼き鳥のタレをごはんにかけて食べること。ちょっとお行儀悪いけどね。」と語っている。
- 「私の国では」という言葉をよく使っていた。
出演
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映画
テレビドラマ
著書
- 『F.モレシャンの失敗しないおしゃれ ファッションから男女交際法まで“ひと味”ちがう女性』主婦と生活社 1975 のちワニ文庫
- 『F.モレシャンの失敗しない生き方 傲慢なくらい幸せを求めるあなたに』主婦と生活社, 1976
- 『エレガンスってなに?』講談社 1978 のちワニ文庫
- 『F・モレシャンの知らなかったおしゃれ』主婦と生活社 1978
- 『F・モレシャンのパリジェンヌは食いしん坊 おしゃれ上手の料理の本』主婦と生活社, 1979
- 『女の子のおしゃれ・冒険ノート 差をつけちゃう!着こなしから、はじめてのメークまで』主婦と生活社, 1980
- 『娘たちよ、はばたけ』文化出版局 1983(のち、『娘たち、はばたきなさい』三笠書房・知的生きかた文庫)
- 『F.モレシャンのインテリアおしゃれ “さすが”といわせるお部屋のセンスアップ術』主婦と生活社 1983
- 『フランス女性の家事のさぼり方 自分の時間をもっと楽しむ法』ベストセラーズ 1983(のち、『フランス流家事の楽しみ方』ワニ文庫)
- 『セーヌ左岸そだち フランス風女の生き方』旺文社文庫 1986
- 『オハシ持チマショ やさしさのコミュニケーションを求めて』朝日新聞社 1986
- 『パパのいる日曜日 激動のフランスを生きた父娘の物語』フレーベル館 1986
- 『ラ・ガイジン 日本と結婚した女』永滝達治訳 講談社 1991
- 『娘アガタへの手紙 国際化時代の女性の生き方・愛し方』ロングセラーズ 1993
- 『「まじめさ」が美しい時代』講談社, 1993
- 『モレシャンの劇場日記』新書館 1996
- 『おしゃれに奇跡はありません フランソワーズ・モレシャンのエレガントな人生案内』フェリシモ 2005
- 『アプレカランタン いくつになっても失敗しないおしゃれ』主婦と生活社, 2006
共著編
- 『西洋の子猫たち』野沢久昭写真 編 立風書房 1980
- 『あめ・もれ動詞事典』青木雨彦共著 朝日新聞社, 1987
- 『おしゃれなやせ方しなくてどうしますか 食べながら装いながら家事をしながらエレガントになる本』大場ケイ子共著 主婦と生活社, 1988
- 『読むおしゃれ RFラジオ日本「Janeの素敵人生」から』山野愛子ジェーン編著 アグネス・チャン,早見優共著 IN通信社, 1997
- 『三人寄ればニッポンが見える エレガンス・老いと死・ユーモア』アルフォンス・デーケン,フィリップ・グロード共著 旬報社 1997
脚注
- ^ 『フランソワーズ・モレシャン氏が国家功労勲章コマンドゥールを受章』(プレスリリース)駐日フランス大使館、2014年1月16日 。2022年4月3日閲覧。
- ^ 『令和2年秋の外国人叙勲受章者名簿』(プレスリリース)内閣府、2020年11月3日 。2022年4月3日閲覧。
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