ビッグマック指数
ビッグマック‐しすう【ビッグマック指数】
ビッグマック指数
ビッグマック指数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 01:35 UTC 版)
ビッグマック指数(ビッグマックしすう、英語: Big Mac index)とは、各国の経済力を測るための指数[2]。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較することで得られる[2]。
- ^ Pelkey, Matt (2023年3月14日). “The Price of McDonald's Around the World and America” (英語). CashNetUSA Blog. 2024年2月15日閲覧。
- ^ a b 高橋洋一 『高橋教授の経済超入門』 アスペクト、2011年、43頁。
- ^ a b ビッグマック指数とは? 独特な経済指標で見た日本の物価水準と課題 日経ビジネス、2023年2月。
- ^ “Big Mac? Not really, as Australian version of burger downsized”. The Advertiser (Adelaide) (2009年6月13日). 2009年6月18日閲覧。
- ^ The Starbucks index: Burgers or beans?The Economist 2004年1月15日
- ^ 円は割高か割安か、「バーガノミクス」という指標で探りました。FNNニュース 2013年2月19日
- ^ 「iPhone15」発表…日本価格「12万4,800円」は“1万円値上げ”でも実は「破格」?日米の「iPhoneの価格推移」と為替レートから検証する - THE GOLD ONLINE、2023.9.13(2023.10.15閲覧)
- 1 ビッグマック指数とは
- 2 ビッグマック指数の概要
- 3 概要
- 4 脚注
ビッグマック指数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:34 UTC 版)
詳細は「ビッグマック指数」を参照 購買力平価の一つ。マクドナルドが販売しているビッグマックの価格で各国の購買力を比較し、算出した購買力平価のこと。イギリスの経済誌『エコノミスト(The Economist)』が発表したものが起源となっている。 ビッグマックによる購買力平価=日本でのビッグマックの価格(円)÷海外でのビッグマックの価格(現地通貨) 物価感覚の比較の簡便で実用的方法ではあるが、次のような理由で、限界もある。 たった1品目では厳密な比較ができない。例えばビッグマック1つ分のお金を稼ぐのに必要な労働時間が世界一短いのは、比較的物価が高いはずの日本である。これは、ファストフード店が激しい価格競争に晒されているかそうでないか、といった各国独自の特殊な事情が絡むからである。 牛肉などの価格は、その国の農業政策による補助金などが影響するが、その分も考慮されていない。 間接税(消費税)の分は考慮されていない。したがって消費税が高率である国(北欧)では、価格がその分だけ高くなるが、それについての補正はされていない。 そして、エコノミストによる2019年7月時点のビッグマック指数 を見ると、ビッグマック価格の高い上位10カ国の内3カ国が間接税が高率である北欧であった。また、価格が5米ドル以上の国は、高い順にスイス(6.54米ドル)・アメリカ(5.74米ドル)・スウェーデン(5.38米ドル)、カナダ(5.16米ドル)の4カ国であった。なお日本の価格は、3.59ドルであり日本円で390円であった。 エコノミストはビッグマック指数のほか、トール・ラテ指数(スターバックス指数)などの指数も発表している。 エコノミストとは異なるサイト「finder」が発表した2019年9月時点のトール・ラテ指数の場合、アメリカ(ニューヨーク)は4.30米ドル、日本(東京)は3.79米ドルであった。また、この場合の円については、2019年9月時点のスターバックスのトール・ラテは380円である為、ニューヨークの消費税8.875%を考慮して計算すると380÷(4.30÷1.08875)≒96.22(円)となり、ビッグマック指数と同様に円高となる。但し消費税の有無がある為、単純比較できないが、ビッグマック指数と比べて約28円の円安であり、ビッグマック指数とは結果が大きく異なっている。
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