ヒステリシス損とは? わかりやすく解説

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鉄損

(ヒステリシス損 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 09:41 UTC 版)

鉄損(てつそん、てっそん)は磁性材料(代表的には鉄類)のコアを持つインダクタ変圧器などのコイルにおいて、そのコアの物性の為に発生する損失のことである(理想的なインダクタに交流を掛けた場合、損失はゼロである)。導線における損失である銅損と合わせて、電動機発電機変圧器などの効率を低下させる要因の一つである。




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ヒステリシス損

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/16 09:12 UTC 版)

鉄損」の記事における「ヒステリシス損」の解説

ヒステリシス損(ひすてりしすそん)(履歴損失)は鉄心磁区交番磁界によって磁界向き変えるときの損失である。次のスタインメッツ実験式表されるP h = k h f B m 1.6 {\displaystyle P_{h}=k_{h}fB_{m}^{1.6}} …1 Ph: ヒステリシス損 f: 周波数 Bm: 最大磁束密度 kh: 比例定数 鉄心最大磁束密度は次式のような関係がある。 B m = k E f A {\displaystyle B_{m}=k{\frac {E}{fA}}} …2 Bm: 最大磁束密度 f: 周波数 A: 鉄心断面積 k: 比例定数 E: 電圧 2.の関係を1.代入して P h = k h ′ E 1.6 f 0.6 {\displaystyle P_{h}=k_{h}'{\frac {E^{1.6}}{f^{0.6}}}} また、この損失ヒステリシス曲線表される環状になることからヒステリシスループとも言い、ヒステリシス損の大きさはこの輪に囲まれ部分面積比例する

※この「ヒステリシス損」の解説は、「鉄損」の解説の一部です。
「ヒステリシス損」を含む「鉄損」の記事については、「鉄損」の概要を参照ください。

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