パッシブ・ソナー
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ある離れた物体が発生する音を分析し,その物体に関する情報を得るための技術又は装置。 送受波器として受信専用のハイドロフォンのみを使用するシステムであり、大日本帝国海軍では水中聴音機とも称されていた。母艦の水中放射雑音から離隔するために曳航ソナーの形態をとっている場合が多く、対潜捜索用としては、戦術用途で用いられるシステム(TACTASSなど)と、サーベイランス用途で用いられるシステム(SOSUS・SURTASSなど)がある。
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パッシブ・ソナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 08:47 UTC 版)
「U997 (潜水艦)」の記事における「パッシブ・ソナー」の解説
U-997はパッシブ・ソナー「バルコンゲレート」を装備した10隻のVIIC型潜水艦のうちの1隻であった。バルコンゲレートはU-997の他にU-682、U-788、U-799、U-1021、U-1105、U-1172、U-1306、U-1307、U-1308に装備され、UボートXXI型とUボートXXIII型では標準装備となっていたが、いくつかのUボートIX型と1隻のUボートX型にも装備されていた。 バルコンゲレートは集合型聴音装置(Gruppenhorchgerät、GHG)の改良型であり、GHGでは24台の聴音装置を使用していたが、バルコンゲレートは48台の聴音装置を使用するように変更し、より正確な探査を可能とした。 VIIC型に設置されたバルコンゲレートの外観
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