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ソナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/08 08:18 UTC 版)
(アクティブソナー から転送)
ソナー(SONAR、Sound navigation and ranging、ソーナー)は、水中音波を使って水上船舶や潜水艦、水中の物体を捜索、探知、測距する装置である。- ^ a b c 鳥羽利男著 『「海中音響兵器ソーナー」出現と発展』、軍事研究2009年5月号、(株)ジャパン・ミリタリー・レビュー
- ^ a b 谷村康行著、『超音波技術 基礎のきそ』、日刊工業新聞社、2007年11月29日初版1刷発行、ISBN 9784526059629
- ^ 日本音響学会編 『音のなんでも小事典』 BLUE BACKS、講談社、ISBN 4062571501
- ^ "SONAR"は第二次世界大戦中に米海軍によって作られた造語である。時系列で言えば、英国の"ASDIC"の方が早くに登場しているが委員会名を付けたため判り難いためか、世界的にはSONARの方が普及している。
- ^ ソナーの技術を応用した医療機器が超音波診断装置である。
- ^ 漁労用途では、船の真下方向を探知するものを「魚群探知機」と呼び、船の周囲方向を探知するものを「ソナー」と呼んで区別している。
- ^ 欧州連合国側の輸送船団の被害はソナー導入前には25%の撃沈率が4%にまで改善したとされる。同時に実用化されたマイクロ波レーダーもUボートに対向できる有力な新兵器であったため、ソナーとレーダーのそれぞれがどれほどの割合で被害低減に寄与したかは不明である。
- ^ 日本でソナーがブラウン管式になったのは第二次大戦後期(1943年ころ)の三式探信儀とよばれるソナーが最初である。
- ^ なお、パッシブ・ソナーと呼ばれる聴音兵器もあるが、本来は同一の装置であった。ソナーは当初水測士がスイッチで水晶発信機に交流電流を流して超音波を発信し、水中に放射した超音波パルスのエコーを同じ水測士が聴音し、その音感で距離などを決定していた。敵潜水艦の存在が不明の場合はソナーの超音波発信機を使用せずに聴音機だけを使用して、警戒にあたっていたので、ソナー装置をパッシブ(受動的)に使用することからこの名がある。パッシブソナーとは聴音機のことである。この聴音機は、水中で生じる魚雷や敵艦からのスクリュー音やエンジン音を人の耳で聞き取り判断する兵器であり、このような方法で敵艦の艦種まで判別する能力や技術は、水測(水中測的)術と呼ばれた。深さを単に測る平和時の商船の水測(鉛測の代用)とは別のものである。第二次大戦中の戦争映画などに登場するソナーは、水測士がスイッチを操作することで水晶発信器に交流電流を流し、水晶発信器からは「ピン...ピン...」と水中に超音波のパルスが放射される。水測士はこの超音波のエコーをヘッドホンで聴音することで、距離などを感覚的に判断し艦橋に報告するというものである。
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