タカジアスターゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ビジネス > 商取引 > 商標名 > タカジアスターゼの意味・解説 

タカ‐ジアスターゼ【Taka-Diastase】

読み方:たかじあすたーぜ

高峰譲吉が麹(こうじ)かびから創製した消化酵素剤の商標名


アミラーゼ

(タカジアスターゼ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 10:08 UTC 版)

アミラーゼ (amylase)はジアスターゼとも称される、膵液唾液に含まれる消化酵素グリコシド結合加水分解することでデンプン(ラテン語amylum)中のアミロースアミロペクチンを、単糖類であるブドウ糖二糖類であるマルトースおよびオリゴ糖に変換する酵素群である。


  1. ^ アメリカでもそのように呼ばれていた。合衆国生まれのロジャー・パルバースは小さい頃にお腹が痛くなると母親から“Take a diastase.”と言われたという。“Taka-Diastase”をそう呼んでいたのだ(『もし、日本という国がなかったら』集英社インターナショナル 2011年p.248)。
  2. ^ 夏目漱石 『吾輩ハ猫デアル』 上巻、大倉書店、1905年。119頁。
  3. ^ 荻原弘道『日本栄養学史』国民栄養協会、1960年。29頁。
  4. ^ EC 3.2.1.1
  5. ^ EC 3.2.1.2
  6. ^ EC 3.2.1.3
  7. ^ EC 3.2.1.68


「アミラーゼ」の続きの解説一覧

タカジアスターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 10:08 UTC 版)

アミラーゼ」の記事における「タカジアスターゼ」の解説

日本製薬会社三共事実上創業者である高峰譲吉は、麹菌からジアスターゼ抽出し自身の名の「タカ」を冠してタカジアスターゼと命名し1894年明治27年)に特許申請した高峰ジアスターゼアミラーゼ)の抽出成功古くから餅を食べるとき大根おろしをつけて食べると胃がもたれないと言う事が大きなヒントとなったとも伝えられる夏目漱石作品吾輩は猫である』には、佐伯矩発見した大根ジアスターゼに関する新聞記事やタカジアスターゼを常用する人物描写されて、消化促進するという機能広く知られ用いられ様子がわかる。。 日本では胃腸薬含まれる第一三共医薬品タカヂアスターゼ原末」として2021年まで販売された(主に解熱鎮痛剤整腸剤など他の散剤混合して使うが、処方箋医薬品はないた零売が可能)。医薬品の「S・M配合散」に漢方薬と共に配合されている。また、第一三共ヘルスケアから一般用医薬品の「新タカヂア錠」と「第一三共胃腸薬シリーズタカヂアスターゼNとして配合されている。

※この「タカジアスターゼ」の解説は、「アミラーゼ」の解説の一部です。
「タカジアスターゼ」を含む「アミラーゼ」の記事については、「アミラーゼ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タカジアスターゼ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



タカジアスターゼと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タカジアスターゼ」の関連用語

タカジアスターゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タカジアスターゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアミラーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアミラーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS