セピアスルージュ【セピアスルージュ】(草花類)
登録番号 | 第12764号 | |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | ダイアンサス | |
登録品種の名称及びその読み | セピアスルージュ よみ:セピアスルージュ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 2月 7日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田洋之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は濃紅の地色に暗紅色の不完全な蛇の目が入る平咲で、小輪の1花茎当たりの花数が多、花柄当たりの最多花数が中の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は中、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さはやや柔、折れの難易は中、茎の中央部の色は緑、ろう質の有無は少、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に下部、節間長は中、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は少である。花房形成の有無は有、花房の大きさは小、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は星形、側面から見た花形は平咲、花径は小、表面の地色は濃紅(JHS カラーチャート0108)、複色模様色は暗紅(同0110)、裏面の花色は鮮紅(同0107)、色彩模様は不完全な蛇の目、複色割合はかなり少、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはやや浅、数はやや少、花弁の長さはやや短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はⅢ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+紫、がくの太さは細、長さは中、1花茎当たりの花数は多、花柄当たりの最多花数は中、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり早生である。「リトスルージュ」と比較して、花の表面の地色が濃紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の所属する会社の温室(栃木県小山市)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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