世界の流通コイン |
オランダ王国
| オランダ王国 | |
| Kingdom of the Netherlands | |
| 通貨単位:ギルダ/セント Dutch Guilder / Cent |
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| 1ギルダ=100セント | |
| マップ | |
| ** After 1982 ** | |||||
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ウィキペディア |
オランダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/05 00:19 UTC 版)
(オランダ王国 から転送)
オランダ王国(オランダおうこく、オランダ語: Koninkrijk der Nederlanden)、通称オランダは、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。海外領土としてカリブ海に6つの島を有する。憲法上の首都はアムステルダムだが、政治の中心は王宮や国会の所在地であるデン・ハーグ。
ヨーロッパ北西部に位置し、東はドイツ、南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面する。ベルギー、ルクセンブルクと合わせてベネルクス三国と呼ばれる。
ヨーロッパの交通、交易の要所。リベラルな政策、気風。人口密度が高い。堤防により囲まれた低地。世界第9位の天然ガス産出量を誇る資源産出国であり、チーズ、チューリップ、風車でも有名。ゴッホやフェルメールなど有名な画家を輩出。
目次 |
国名
正式名称は Koninkrijk der Nederlanden (コーニンクレイク・デル・ネーデルランデン)。通称は Nederland (ネーデルラント)。俗称の Holland (ホラント)もよく使われる。
公式の英語表記は Kingdom of the Netherlands 。通称は the Netherlands 。Holland は俗称。
日本語の表記はオランダ王国。通称はオランダ。漢字による当て字で、和蘭、和蘭陀、阿蘭陀と表記され、蘭と略される。
また、オランダ語由来のネーデルラントと呼ぶこともある。「低地の国」「低地地方」を意味する普通名詞に由来するため、基本的に定冠詞をつける必要がある。通称の Nederland はオランダの欧州における国土を意味するため単数形で、正式名称に使われている der Nederlanden は海外領土を含めた概念のため複数形である。
ゲルマン系言語では、the Netherlands (英語)、die Niederlande (ドイツ語)、ラテン系言語では、les Pays-Bas (フランス語)、los Países Bajos (スペイン語)などである。いずれも複数形であるのは、伝統的に現在のベネルクス三国のある低地地域一帯の領邦群の歴史的総称を受け継いでいるからである(「ネーデルラント」の項も参照)。なお、複数形ではあるものの、英語やスペイン語など言語によっては、しばしば集合名詞あるいは「王国」を略したものとして単数扱いされる。
一方、Holland(ホラント)は、スペインの支配に対して起こした八十年戦争で重要な役割を果たしたホラント州(現在は南北2州に分かれる)の名に由来し、固有名詞であるため冠詞が付かない。
日本語のオランダは、ホラントのポルトガル語訳である Holanda が、ポルトガル人宣教師によって戦国時代の日本にもたらされたことによる。
歴史
| オランダの歴史 |
|---|
| 古代 |
| ローマ帝国 58-476 |
| 民族大移動時代 |
| 中世 |
| フランク王国 481-950 |
| 神聖ローマ帝国 962-1648 |
| ブルゴーニュ公爵領ネーデルラント 1384-1482 |
| ネーデルラント17州 1477-1556 |
| ハプスブルク領ネーデルラント 1482-1581 |
| ネーデルラント連邦共和国 1581-1795 |
| 近代 |
| バタヴィア共和国 1795-1806 |
| ホラント王国 1806-1810 |
| フランス第一帝政 1810-1815 |
| ネーデルラント連合王国 1815-1830 |
| 現代 |
| ネーデルラント王国 1830-現在 |
詳細は「オランダの歴史」、「オラニエ=ナッサウ家」、および「オランダ君主一覧」を参照
元来、現在のベネルクス地方は神聖ローマ帝国領土の一つで、毛織物産業や海上貿易により栄えていた。
15世紀末からハプスブルク家のスペイン領土として植民地化された。しかし、宗主国スペインによる重税政策に対する反発とともに、主に現在のオランダ地域を中心とするネーデルランド北部地方の宗教は利潤追求を求めるカルヴァン派が多数を占めていたため、カトリックを強制する宗主国スペインとの間で1568年にオランダ独立戦争が勃発した。しかし、戦争の長期化により、カトリック教徒の多かった南部10州(現在のベルギーとルクセンブルク)は、独立戦争から脱落した。この八十年戦争の結果、1648年のウェストファリア条約で独立を承認された。
ネーデルラント連邦共和国は17世紀初頭以来東インドを侵略してポルトガルから香料貿易を奪い、オランダ海上帝国を築いて、黄金時代を迎えた。しかし、イングランドとの3度にわたる英蘭戦争で大きな打撃を受け、18世紀末にフランス革命が勃発すると、革命軍が侵入しバタヴィア共和国が成立した。間もなく、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトを国王とするホラント王国に変えられ、さらにフランスの直轄領として併合された。
ウィーン会議ではこれまでオーストリア領であった南ネーデルラント(現在のベルギー、ルクセンブルク)を含むネーデルラント王国が成立し、オラニエ=ナッサウ家が王位に就いた。これが現在のオランダ王国の起源である。ただし、ベルギーは1830年にオランダに対して独立戦争を起こし、1839年にはオランダはベルギーの独立を承認した。
ナポレオン戦争後はイギリスが世界覇権を称え、オランダの海上覇権は地に落ちた。オランダは残された東インド植民地(インドネシア、オランダ領東インド)の領域支配を進め、この地において過酷な植民地支配を行った。第一次世界大戦では中立を維持した。
第二次世界大戦では中立宣言にもかかわらずドイツに本国を占領され、オランダ王家はイギリスに亡命した。その後1941年に中立を破棄し日本に宣戦布告するが、東インド植民地はまもなく日本軍に占領された。オランダ本土については、1944年9月に連合国軍がマーケット・ガーデン作戦を実施してアイントホーフェンおよびその周辺地域を解放するが、アムステルダムを含めた多くの地域の解放は、1945年春にドイツが降伏してからである。その間、鉄道労働者によるストライキに対する占領軍の報復に遭い、国民への石炭や食料の供給が絶たれた。
戦後に日本軍が撤退した後は再びインドネシアに侵攻してインドネシア独立戦争を戦ったが、戦後国力が低下していた上に、これまでの過酷な植民地支配に憤慨した独立勢力を抑えることは出来なかった。国際世論の支持も得られず、アメリカ合衆国や国際連合の圧力もあって独立を承認せざるを得なくなり、結果として国際的地位の低下を招いた。しかし現在もカリブ海に植民地を保有する上、インドネシア政府から長年の植民地支配に対しての謝罪要求が来るものの、これを無視し続けているが、日本に対し2007年11月、オランダ下院は慰安婦問題謝罪要求決議を可決した。
なおベネルクス3国として欧州共同体の創設メンバーとなり、欧州連合に発展させた。
政治
政体は立憲君主制で、国家元首はベアトリクス女王(1980年4月30日即位)。
議会であるスターテン・ヘネラールは二院制で、第二院(下院)150名、第一院(上院)75名から構成され、議院内閣制を採る。
2010年2月20日、キリスト教民主アピール (CDA) 、労働党 (PvdA) とキリスト教同盟 (CU) の3党連立から労働党が離脱したことで第4次バルケネンデ政権が崩壊した。これを受けて同年6月9日に第二院の総選挙が実施され、マルク・ルッテ率いる自由民主国民党 (VVD) が31議席を得て第1党となった。しかしながら複数の政党との間で協議が難航し、連立の枠組みがなかなか定まらなかった。最終的には21議席を得たキリスト教民主アピールと組み、同年10月14日にルッテを首班として、少数与党による中道右派連立政権を発足させることとなった。この連立政権は24議席を持つ極右政党の自由党の閣外協力を受けることになっている[1]。
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- ^ “オランダ新政権が発足 新首相にルッテ氏”. 共同通信 (2010年10月14日). 2010年10月14日閲覧。
- ^ 「田母神塾」 田母神俊雄 双葉社 ISBN 978-4-575-30110-6
- ^ 愛知大学国際中国学研究センター「国民政府の対日戦後処理方針の実際」
- ^ [「慰安婦」問題解決へ 8.7院内集会 開かれる [2]
- ^ https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/nl.html
- ^ http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/084.htm
- ^ http://ec.europa.eu/energy/energy_policy/doc/factsheets/mix/mix_nl_en.pdf
- ^ http://www.iht.com/articles/2007/04/18/business/wind.php
- ^ 『世界経済の潮流 世界に学ぶ-日本経済が直面する課題への教訓』(内閣府)
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