サンタロサ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【サンタロサ国立公園】
サンタ・ロサ国立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 18:58 UTC 版)
「グアナカステ保全地域」の記事における「サンタ・ロサ国立公園」の解説
サンタ・ロサ国立公園(Parque Nacional Santa Rosa)はコスタリカ北西部の国立公園で、東端にはパンアメリカンハイウェイがあり、向い側にグアナカステ国立公園がある。中心地は、グアナカステ州リベリア市の北方36 km に位置している。 設立は1971年のことで、元々はサンタ・ロサの戦い(Battle of Santa Rosa)の戦場を保護する目的で設定されたが、当初から史跡だけでなく、サバナ、落葉樹林、湿原、マングローブなども保護対象に含んでいた。面積は約 495 km2 で、コヨーテ、ペッカリー、バク、ハナグマ(Coati)等の多様な種が棲息している。サルの仲間としてはアカクモザル(Ateles geoffroyi)、マントホエザル(Alouatta palliata)、ノドジロオマキザル(Cebus capucinus)という3つの種が棲息している。そのほか、ウミガメやリクガメの種類も豊富である。なお、ジャガランディ、オセロット、ピューマ、ジャガーなどネコ科の動物も棲息してはいるが、目撃されることは稀である。 世界遺産登録対象には陸上部分だけでなく、海域部分も含まれている。
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