コウバイ

デジタル大辞泉

こう‐ばい【公売】

読み方：こうばい

［名］(スル)法律の規定に基づき、公の機関によって強制的に行われる売買。国税徴収法上の滞納処分における財産換価処分や民事執行法による競売など。

こう‐ばい【勾配】

読み方：こうばい

１ 水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。「—の急な坂道」「—を登る」

２ 数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸の正の方向となす角の正接で表される。傾き。方向係数。

３ 物理学で、速度・圧力など物理量の大きさが位置によって変化するときの変化率。ベクトル量で表される。勾配ベクトル。グラジエント。

上り勾配を示す道路標識

下り勾配を示す道路標識

こう‐ばい【紅梅】

読み方：こうばい

１ 梅の一品種。濃い桃色の花が咲く。《季 春》「—の落花燃ゆらむ馬の糞／蕪村」

２ 濃い桃色。紅梅色。

３ 襲(かさね)の色目の名。表は紅色、裏は紫または蘇芳(すおう)色。春に用いる。

４ 織り色の名。紫色の縦糸と紅色の横糸とで織ったもの。

源氏物語第43巻の巻名。薫大将、24歳。柏木の弟、按察(あぜち)大納言の子女たちの身の上と、薫と匂宮(におうみや)とのかかわりを描く。

#f2a0a1／R:242 G:160 B:161／C:0 M:48 Y:25 K:0

源氏物語・紅梅の一場面／画・尾形月耕 国立国会図書館蔵

こう‐ばい【購買】

読み方：こうばい

［名］(スル)買うこと。買い入れること。「現金で—する」「—意欲」

こう‐ばい〔クワウ‐〕【黄梅】

読み方：こうばい

黄色く熟した梅の実。

[補説] 「おうばい」と読めば別語。

難読語辞典

勾配

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

傾斜面の傾きの程度

植物名辞典

紅梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

梅の品種

紅梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

梅擬の別称

黄梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

ロウバイの別称。
ロウバイ科の落葉低木、園芸植物、薬用植物

学名 Meratia praecox

季語・季題辞典

紅梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

紅色の花の梅のこと

季節 春

分類 植物

近代文学作品名辞典

紅梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

作者 川端康成

初出 昭和23年

ジャンル 小説

地名辞典

紅梅

読み方：コウバイ（ｋｏｕｂａｉ）

所在 福岡県北九州市八幡西区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

ウメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/13 00:49 UTC 版)

ウメ（梅、学名: Prunus mume）は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。果実を利用する品種は「実梅」として扱われ、未熟なものは有毒であるものの、梅干などに加工して食用とされる。樹木全体と花は鑑賞の対象にもなり（花梅）、日本には花見や梅まつりが開かれる梅林や梅園が各地にある（月ヶ瀬梅林、偕楽園、吉野梅郷など）。枝や樹皮は染色にも使われる。