アーカート神聖帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 20:02 UTC 版)
「八男って、それはないでしょう!」の記事における「アーカート神聖帝国」の解説
ペーター・オスヴァルト・デリウス・フォン・アーカート アーカート神聖帝国皇家出身である皇帝の三男。世間の評価は所謂「放蕩息子」だったが、実は兄弟から「皇帝の座を狙うライバル」と思われないために愚者を装っていた。そのおかげでニュルンベルク公爵からも軽視され、監禁もされずに自由に振る舞えていた。情勢次第では、打って出るために自身の取り巻きと支援してくれる商会と連携を取り情勢を睨んでいたところ、態勢立て直しのためにニュルンベルク公爵が自領へ撤退を開始。テレーゼとヴェンデリン率いる北部貴族連合軍が帝都に進行。テレーゼの皇帝への対応とヴェンデリンへの”甘え”を見て、両者の決裂を予想し、ヴェンデリンに接近し、協力を取り付ける。ニュルンベルク公爵討伐軍を率いていく父親や長兄・次兄がニュルンベルク公爵に敗れ死亡するが、ヴェンデリンらとともに皇宮に乗り込みつつ、宮廷貴族を取り込み、帝国議会を説得し臨時に摂政に就任。自身に反発する親族らを追放や殺処分するなどして己の権力基盤を強化し、再度、ニュルンベルク公爵軍追討の激を帝国中に発する。ヴェンデリン等の協力もあり、ニュルンベルク公爵の軍勢を破り、摂政から帝国宰相に正式に就任。その後、皇帝選挙を踏まえ新たな皇帝に即位した。ヘルムート王国と即時講和を結び、帝国復興を推進。内乱によってかなりの選帝侯を含め貴族家が滅亡したことを受け、結果的に帝国政府が強化されニュルンベルク公爵が推奨した「中央集権強化及び帝国の富国強兵推進」が実施される事となりペーター自身も「皮肉だ」と評している。自ら見出した、エルヴィンに「俺ではアイツに勝てない」と言わしめた超一流の剣士マルクと、ブランタークが「カタリーナの嬢ちゃんに匹敵する魔法使い」と評したエメラを側近として抱えている。後に筆頭魔導士となったエメラを非公式の愛人とし、子供を儲けている。 マックス・エアハルト・アルミン・フォン・ニュルンベルク アーカート神聖帝国の選帝侯七公爵家のひとつ、ニュルンベルク公爵家の当主。テレーゼとは幼馴染であり、幼いころは冒険者になるのが夢だった。 皇帝選挙に出馬するが落選し、内乱を起こす。本人としては公爵家当主という立場も自身が望んで手に入れたものではなく、自身の力で帝国を手中に収めてみようと考えた。 アルフォンス テレーゼの従兄弟。内乱の結果、当主を退いたテレーゼに代わってフィリップ公爵家を継いだ。中々にフランクな人で、趣味に関してはヴェンデリンと意気投合していた。 タケオミ・フジバヤシ ミズホ家に仕え、魔刀使いを揃えた「抜刀隊」に所属するサムライでハルカの兄。優秀な人物だが度を越したシスコンでもあり、妹と恋仲となったエルを敵視している。14巻で2人が結婚式を挙げても諦めず、新婚旅行も兼ねたお札参りを邪魔して婚姻を反故にしようとしたが、ヴェンデリンや親戚の少女・カエデに妨害されて失敗。挙句の果てに10歳も年下のカエデと婚約が決まったと周囲に認識されている。 ピーチュ四兄弟 帝国内で虎の子として育成されていた上級魔法使い。一卵性の四つ子でそれぞれ火・水・風・土の得意属性に合わせたローブを着ている。上級クラスの魔法使いが不足していることから実戦には出されずにいたが、同年代のヴェンデリンの活躍が伝わると口さがない貴族に皮肉られるようになり、元々自信過剰に陥っていたことからニュルンベルク公爵の内乱に加担する。本来はヴェンデリンを公爵側へ寝返りさせるよう工作することを命令されていたが、それを無視。師である筆頭魔導師を不意打ちで殺したことを自慢してヴェンデリンたちの怒りを買うなど、実戦経験の不足が災いして死亡した。
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リンガイア大陸の北側を支配する国。首都は「バルデッシュ」。世襲ではなく、皇族と選帝侯から立候補した候補者を貴族議会の投票によって選出される皇帝が統治している。
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