アラビカ種(あらびかしゅ)
英字-ARABICAこれは世界のコーヒー生産の70%を占める種類です。コーヒー豆の中で最も高品質で、豊かな香味を持っているため、ストレートコーヒーとして消費されています。主要生産地はブラジル、コロンビア、メキシコなどです。ロブスタ種、リベリカ種と共にコーヒーの三大原種の一つです。
アラビカコーヒーノキ
(アラビカ種 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 17:25 UTC 版)
アラビカコーヒーノキ(阿拉比卡珈琲,学名:Coffea arabica)は、エチオピアのアムハル高原に起源をもつとされるアカネ科の植物である[1][2][3][4]。ロブスタコーヒーノキやリベリカコーヒーノキとともに「コーヒー3原種」のひとつに数えられる[4][5]。世界に流通しているコーヒーの中でも最もよく飲まれている品種であり、本種に次いで流通量第2位のロブスタコーヒーノキと合わせると世界全体のコーヒー流通量のおよそ99パーセントを占める[2][3][6][7]。
- 1 アラビカコーヒーノキとは
- 2 アラビカコーヒーノキの概要
アラビカ種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 07:56 UTC 版)
アラビカ種 (Coffea arabica L.、アラビカコーヒーノキ) はエチオピア原産で、最初に広まったイエメンにちなみアラビカの名がある。コーヒーノキ属中、唯一染色体数が44(核相が2n=44。他の種は2n=22)の倍数体で、また自家不和合性も無いなどの特徴を持つ。200以上の栽培品種があり、さらに交配による新品種の育種も行われている。 最近の染色体DNAと葉緑体DNAの系統解析により、ユーゲニオイデス種(C. eugenioides)の花とカネフォーラ種(C. canephora)の花粉との自然交配による交雑種が、さらに倍数化して生じた複二倍体を起源とする事が明らかとなった。また、他種から孤立した分布は氷期の影響と考えられている。 高品質で収量も比較的高く、世界のコーヒー生産において7割から8割を占め主流となっている。主な栽培地は中南米とアフリカの一部で、高級品として取引される産地が多い。ただし高温多湿の環境には適応せず、霜害に弱く、乾燥にも弱い。レギュラーコーヒー用。
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