リベリカ種(りべりかしゅ)
英字-LIBERICA西アフリカのリベリアを原産地とするコーヒー品種の1品種名です。1972年にシエラ・レオで発見されました。リベリア、スリナム、ガイアナなどで栽培され、世界で生産されるコーヒーの1%以下と非常に少なく、わが国ではほとんどなじみがありません。
リベリカコーヒーノキ
(リベリカ種 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 15:20 UTC 版)
リベリカコーヒーノキ(学名:Coffea liberica)は、西アフリカのリベリア原産のアカネ科の植物である[2]。アラビカコーヒーノキやロブスタコーヒーノキとともにコーヒー3原種に数えられるが[2]、消費量は少なく世界全体の流通量の1パーセントに満たない[2][3][4][5]。
注釈
- ^ a b c d e f g h “Classification for Kingdom Plantae Down to Species Coffea liberica W. Bull ex Hiern.” (英語). アメリカ農務省. 2013年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 田口護 『田口護の珈琲大全』NHK出版、2003年、8-9頁。ISBN 4-14-033193-3。
- ^ a b 広瀬幸雄、星田宏司、柄沢照久 『コーヒー・ビギナーズ・ブック』人間の科学社、2008年、63頁。ISBN 978-4-8226-0277-2。
- ^ “コーヒーノキ”. 宮城県薬剤師会. 2013年3月24日閲覧。
- ^ a b c d “コーヒー豆知識”. アサヒ飲料株式会社. 2013年3月25日閲覧。
- ^ a b c 日本コーヒー文化学会『コーヒーの事典』柴田書店、2001年、p. 214
- ^ a b “Coffea liberica” (英語). Ecocrop. 国際連合食糧農業機関. 2013年3月24日閲覧。
- ^ a b c d 山内秀文. “コーヒーのたどった道(2)”. カフェ・マニアックス. 辻調グループ. 2013年3月25日閲覧。
- ^ 山内秀文. “コーヒー生豆の見方(1)”. カフェ・マニアックス. 辻調グループ. 2013年3月25日閲覧。
- ^ a b c “温暖化がコーヒー豆の栽培にも影響、19世紀に飲まれていた「リベリカ種」は農園の“救世主”になるか”. WIRED.jp (2023年2月26日). 2023年2月26日閲覧。
- 1 リベリカコーヒーノキとは
- 2 リベリカコーヒーノキの概要
- 3 関連項目
リベリカ種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 07:56 UTC 版)
リベリカ種 (C. liberica Bull ex Hiern.、リベリカコーヒーノキ) は西アフリカ原産で、染色体数は22。ロブスタ種と同様に豆の流通市場で栽培品種が区別されることは少ない。1876年にリベリアでヨーロッパ人によって「発見」されたが、当時からアフリカ西岸各地で栽培されていた。かつてはアラビカ種、ロブスタ種とあわせてコーヒーの三原種と呼ばれていたが、現在では全生産量の1%未満にすぎない。 高温多湿の気候に適応するがサビ病に弱く、交配しやすいので品種の固定が難しく、かつ大木となるため豆の採取が他種よりも困難である。品質もアラビカ種に及ばないとされる。西アフリカの一部で栽培、国内消費されている。
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