アフレコ
アフレコとは、映像を撮影した後から、映像に合わせてセリフや音楽などの音声を追加することである。
アフレコは、屋外の撮影などで同時に音声も収録することが難しい場合などに行われる。実写映像の場合は、映像に登場した本人がアフレコを担当するが、アニメーション作品や洋画の吹き替えでは別人がアフレコを担当する。別人が担当することを、本人によるアフレコを区別して、特にアテレコと呼ぶ場合もある。
アフレコに対して、あらかじめ音声情報を作成し、映像を音声情報に合わせて作成する手法は、プレスコと呼ばれている。プレスコは楽器演奏シーンや、着ぐるみショーなどで多い手法である。
アフレコはアフターレコーディング(After Recording)の略とされる。アフターレコーディングは和製英語であり、米国などではPost Recordingと呼ばれる。
アフレコ
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アフレコとはアフター・レコーディングの略で、映画やテレビドラマなどで撮影後に俳優の台詞(声)だけを別途録音すること[1]。
注釈
出典
- ^ a b c d 伊丹十三『「マルサの女」日記』文藝春秋、1987年、261頁。ISBN 978-4163414102。
- ^ a b c d e f g Russell, Gary 著、安原和美・花田知恵 訳「「ぴかぴかに新しい音」音響効果」『『ドクター・フー』オフィシャル・ガイド 3 インサイド・ストーリー』キネマ旬報社、2007年、123-126頁。ISBN 978-4873766508。
- ^ a b c 小西友七(編)『ジーニアス和英辞典 ハイブリッド式 2色刷』(4版)大修館書店、2001年4月1日、1930頁。ISBN 4-469-04150-5。a……注意すべきカタカナ語とも。
- ^ a b c d “Adventures in Voice Acting Volume One”. IGN. 2023年1月23日閲覧。。
- ^ Buttrick, Kelley. “What Voice Actors Should Know About Looping, ADR + Walla” (英語). Backstage. 2023年1月23日閲覧。
- ^ a b c 西正「高価格の日本語版、低価格の日本語版」『コンテンツホルダー優位の時代―ムービーテレビジョンの挑戦』中央経済社、2002年、179 - 180頁。ISBN 978-4502581007。
- ^ a b c d e f g h 松田咲實「第2章 業界の仕組み」『声優白書』オークラ出版、2000年3月1日、124 - 133頁。ISBN 4-87278-564-9。
- ^ 『ファミコン通信 no.240』アスキー、1993年7月23日、12頁。
- ^ a b 石子順「子どもの文化ジャーナル アニメーションに本当の生命を吹き込むために」『子どもの文化』5月号、文民教育協会子どもの文化研究所、1991年5月、52 - 53頁。
- ^ a b 石子順「アニメ文化が危ない」『前衛』5月号、日本共産党中央委員会、1991年5月、180頁。
- ^ a b c d 今野健一「アニメやドラマの創り手たちはいま」『月刊民商』6月号、全国商工団体連合会、1991年6月、47頁。
- ^ a b 「言語文化の担い手に聞く--声優三十年」『月刊ことば』、英潮社、1980年6月、63頁。
- ^ 『週刊読売』1991年4月7日号、読売新聞社、1991年4月7日、232頁、NDLJP:1815044/117。
- ^ Hokuto.K (2010年1月17日). “業界関係者が本音を明かした「オタク文化の10年」PD(明大アニ研シンポ後編part1) アキバ総研編集部”. アキバ総研 (カカクコム) 2010年2月4日閲覧。[リンク切れ]
アフレコ
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2013年8月1日、15日間限定の漫画アフレコ機能が追加された。ユーザーは好きな作品のアフレコを自由にすることができる。この機能は、ユーザー体験の向上や優秀な新人声優を発掘するために追加された。さらに、お気に入りのアフレコに「いいね」することができ、いいね数によるランキングもあった。15日間でアフレコ作品の総数が10万を超える人気を見せた。
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アフレコ
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「ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!」の記事における「アフレコ」の解説
キャストのアフレコはわずか1日で行われた。 主人公のプス夫役を演じた鈴木やすし(現・鈴木ヤスシ)によれば高桑慎一郎からの演出指導は特になく、自由に演技を任せてくれたそうである。また選ばれた演者についても「アドリブに対応できる人たちだけで固めていた印象があるね。この作品も高桑組のメンバーばかりでしょう。勝手知ったる仲間達ばかりだから、アットホームな感じでやれているんですよ」とインタビューで語っている。 ただし、出演者の過激なアドリブでワンシーンが全カットとなった場合を考慮し、場面によって「過激なアドリブを抑えた大人しいもの」と「言いたい放題やったハイテンションなもの」の2パターンを事前に録音しておいたという。また台本自体に卑猥な言葉は載っておらず、鈴木は「こちらの方で載せるだけ載せておいた」と述懐している。 音楽面では高桑の人選で日本語版ハンナ・バーベラ作品の主題歌を担当した橋場清と島村葉二が両者揃って登板している。
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