アソート
英語:assort
アソートは、業界によって異なる意味を持っている。アパレル業界では「(洋服のサイズ・デザインなどのフィギュア、価格などの)商品の品ぞろえ・部門構成」を指し、お菓子業界では「各種の詰め合わせ」、物流業界では「指示どおりに商品を仕分ける梱包作業」「複数ある商品を分類してまとめる梱包作業」のことを指している。また、ファッション・インテリア業界では「配合色」という意味である。景観などで色が占める面積やバランスから配色を考えるときに使用されている。ちなみに、最も大きな面積を持つのがベースカラーで、その次に大きな面積を占めるのが「アソート」である。アソートは英語からカタカナ語になったが、英語のassortは古期フランス語の「assorter」から英語になった単語である。
2個アソートとは、2種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。例えば、お菓子の場合は、同じクッキーでも、プレーンとチョコレート味という2種類の味を詰め合わせた商品である。2個アソートとなるものは、シャンプーとチョコレート、リンスとクッキーといったお互いに関連性がない商品がセットとなることはない。あくまで、詰め合わせるもの同士に共通した関連性がある商品である。
3個アソートとは、3種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。2個アソートよりも、詰め合わせる種類が1つ増えたのみで、種類の数以外の意味は2個アソートと同じである。
アソートパックとは、数種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。種類の数や個数についての規定はない。2種類や3種類の場合もあるが、個数が多い場合がほとんどである。2個アソートと3個アソートと同じく、詰め合わせるもの同士には共通した関連性がある。
アソート商品とは、単独で販売されている、さまざまな種類の商品を詰め合わせて1つの商品にしたものである。インターネットの総合ショッピングサイトで、よく見られる商品の1つである。具体的な例としては、商品を入れる箱を選択し、その箱に入れることが可能な分の商品を詰め合わせて、それを1つの商品として購入する。箱の中身は、選択できる商品に含まれていれば、お菓子と洗剤といった組み合わせも可能である。アソートパックなどと異なり、商品同士に関連性は必要とされていない。
アソートチョコレートとは、さまざまな種類のチョコレートを詰め合わせた商品のことである。チョコレート以外のものは含まれない。
デザートアソートとは、さまざまな種類のデザートを詰め合わせた商品のことである。デザート以外のものは含まれない。クッキーとゼリーの組み合わせなど、洋菓子のセットでよく見られる。
アソートメントとは「さまざまな種類のものを詰め合わせたもの」という意味である。流通用語としては商品の品ぞろえや組み合わせのことで、「部門構成」「品種構成」「商品構成」の総称である。
・外国からのファッションの流行をふまえて、今シーズンのアソートを作り上げた。
・先輩方のアソートでは若者の心はつかめない。新入社員の意見を取り入れよう。
・東京の一等地に出店するから、アソートも高級ブランドにしよう。
「詰め合わせ」の意味での使い方
・子供たちの好きなチョコレートが分からないから、アソートチョコレートを購入した。
・会議で、このお菓子の知名度を上げるために、アソートパックに入れることが決定した。
・売上アップを狙って、人気商品を選び、その商品をアソートして販売する。
「指示どおりに商品を仕分ける梱包作業」「複数ある商品を分類してまとめる梱包作業」の意味での使い方
・この倉庫のアソートの仕方では能率が悪すぎる。改善するべきだ。
・お中元の商品を手があいている人たちでアソートする。
「配合色」の意味での使い方
・子ども部屋のアソートを緑色で整えることにした。
・ベースカラーを決めてから、アソートを決めるようにしよう。
「アソート」とは・「アソート」の意味
「アソート」とは、分類する・調和する・取りそろえる・組み合わせるなどの意味を持つ表現である。アソートは、業界によって異なる意味を持っている。アパレル業界では「(洋服のサイズ・デザインなどのフィギュア、価格などの)商品の品ぞろえ・部門構成」を指し、お菓子業界では「各種の詰め合わせ」、物流業界では「指示どおりに商品を仕分ける梱包作業」「複数ある商品を分類してまとめる梱包作業」のことを指している。また、ファッション・インテリア業界では「配合色」という意味である。景観などで色が占める面積やバランスから配色を考えるときに使用されている。ちなみに、最も大きな面積を持つのがベースカラーで、その次に大きな面積を占めるのが「アソート」である。アソートは英語からカタカナ語になったが、英語のassortは古期フランス語の「assorter」から英語になった単語である。
「アソート」の熟語・言い回し
2個アソートとは
2個アソートとは、2種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。例えば、お菓子の場合は、同じクッキーでも、プレーンとチョコレート味という2種類の味を詰め合わせた商品である。2個アソートとなるものは、シャンプーとチョコレート、リンスとクッキーといったお互いに関連性がない商品がセットとなることはない。あくまで、詰め合わせるもの同士に共通した関連性がある商品である。
3個アソートとは
3個アソートとは、3種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。2個アソートよりも、詰め合わせる種類が1つ増えたのみで、種類の数以外の意味は2個アソートと同じである。
アソートパックとは
アソートパックとは、数種類のものを詰め合わせて1つの商品にしたものである。種類の数や個数についての規定はない。2種類や3種類の場合もあるが、個数が多い場合がほとんどである。2個アソートと3個アソートと同じく、詰め合わせるもの同士には共通した関連性がある。
アソート商品とは
アソート商品とは、単独で販売されている、さまざまな種類の商品を詰め合わせて1つの商品にしたものである。インターネットの総合ショッピングサイトで、よく見られる商品の1つである。具体的な例としては、商品を入れる箱を選択し、その箱に入れることが可能な分の商品を詰め合わせて、それを1つの商品として購入する。箱の中身は、選択できる商品に含まれていれば、お菓子と洗剤といった組み合わせも可能である。アソートパックなどと異なり、商品同士に関連性は必要とされていない。
アソートチョコレートとは
アソートチョコレートとは、さまざまな種類のチョコレートを詰め合わせた商品のことである。チョコレート以外のものは含まれない。
デザートアソートとは
デザートアソートとは、さまざまな種類のデザートを詰め合わせた商品のことである。デザート以外のものは含まれない。クッキーとゼリーの組み合わせなど、洋菓子のセットでよく見られる。
アソートメントとは
アソートメントとは「さまざまな種類のものを詰め合わせたもの」という意味である。流通用語としては商品の品ぞろえや組み合わせのことで、「部門構成」「品種構成」「商品構成」の総称である。
「アソート」の使い方・例文
「商品の品ぞろえ」の意味での使い方・外国からのファッションの流行をふまえて、今シーズンのアソートを作り上げた。
・先輩方のアソートでは若者の心はつかめない。新入社員の意見を取り入れよう。
・東京の一等地に出店するから、アソートも高級ブランドにしよう。
「詰め合わせ」の意味での使い方
・子供たちの好きなチョコレートが分からないから、アソートチョコレートを購入した。
・会議で、このお菓子の知名度を上げるために、アソートパックに入れることが決定した。
・売上アップを狙って、人気商品を選び、その商品をアソートして販売する。
「指示どおりに商品を仕分ける梱包作業」「複数ある商品を分類してまとめる梱包作業」の意味での使い方
・この倉庫のアソートの仕方では能率が悪すぎる。改善するべきだ。
・お中元の商品を手があいている人たちでアソートする。
「配合色」の意味での使い方
・子ども部屋のアソートを緑色で整えることにした。
・ベースカラーを決めてから、アソートを決めるようにしよう。
アソート
《assortmentから》各種詰め合わせ。「—パック」
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