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アジアシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/16 08:28 UTC 版)

アジアシリーズ
分類 野球
開始年 2005年
主催 日本野球機構(NPB)
参加チーム 6
加盟国 日本の旗日本野球機構
韓国の旗韓国野球委員会
台湾の旗中華職業棒球大聯盟
オーストラリアの旗オーストラリア野球リーグ
中華人民共和国の旗中国棒球協会
前回優勝チーム 韓国の旗三星ライオンズ
公式サイト アジアシリーズ(NPB)
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アジアシリーズ(Asia Series)は、2005年に創設されたプロ野球の国際公式戦である。2008年までは毎年11月日本シリーズ終了後の木曜日 - 日曜日に、東京ドームで開催されていた。2011年は11月に台湾で開催された。

目次

概要

大会には日本(日本野球機構/日本シリーズ優勝チーム)、韓国韓国野球委員会/韓国シリーズ王者)、チャイニーズタイペイ中華職業棒球大聯盟/台湾シリーズ王者=総冠軍)、中国中国野球リーグ/国内王者、2007年までは発展途上であることを理由に中国リーグ選抜「チャイナスターズ」が参加)の各国優勝チームが1回戦総当りのリーグ戦を行い、その後上位2チームが決勝を行う(3位決定戦は行わず、予選リーグの成績により3位以下の順位を決定)というもので、「この大会を以ってその年のアジア地域のプロ野球チームのナンバーワンを決する」という位置づけである。

第1回から第3回まではコナミが特別協賛しており、大会名は「KONAMI CUP アジアシリーズ○○(西暦)」であった。しかし、第4回大会は、コナミが特別協賛から降りた為、大会名が「アジアシリーズ2008」となった。なお、第1回から後援していた読売新聞社も、第4回大会では後援を降りた。

この大会の優勝チームには5000万円、準優勝チームには3000万円、3位・4位にもそれぞれ1000万円の賞金が贈られる。

開催地は第4回までは日本の東京ドームで行われ、将来的には参加国持ち回りに移行し、参加国も拡大していく予定であったが、2009年度並びに2010年度は開催が中止された。2011年度は台湾で開催され、中国に代わってオーストラリアが参加した(台湾での開催問題については後述)。

日本での開催中止とその後の動向

日本で4年間にわたって開催されたアジアシリーズだったが、2008年度(第4回)にそれまでの冠スポンサー撤退などが響き、約2億円の赤字を計上したことを受け、また大会そのものの注目度も低下したことにより、抜本的な見直しが進められた結果、2009年度に開催が中止となった。

それに代わり、2009年度からは新たに、日本シリーズと韓国シリーズの勝者同士が対戦する「日韓クラブチャンピオンシップ」を新設。11月14日長崎ビッグNスタジアムで開催され、日本の読売ジャイアンツと韓国の起亜タイガースが対戦した。

2010年度には、台湾で開催されることが内定していたが、開催時期として候補に挙がっていた11月10-13日広州アジア大会と重なり、プロ選手が出場する日本、韓国、台湾、開催国・中国との意見の調整が必要としていた[1]2010年1月27日、2010年度の開催は上述の理由で難しいと結論を出した。2011年度も台湾が開催を希望し、開催された[2]

その後、2010年2月22日に台湾・台北で開かれたアジアシリーズ運営委員会において、CPBLのウェイン・リー秘書長が、アジアシリーズの代替試合の新たな開催案として、前年開催された日韓クラブチャンピオンシップと同様に、台湾・韓国の優勝チーム同士が対戦する試合を開催しようと提案していた。日本シリーズの開催日程の関係上NPB優勝チームの出場が難しいため[3]の措置だった。韓国側も協議をしたものの、結局は同案も白紙となった。

その後、日本と韓国の間において最終的な調整を進めた結果、NPBは2010年8月23日、前年に引き続き日韓クラブチャンピオンシップが11月13日東京ドームで開催されることが決まり[4]、また、同年11月45日、韓国シリーズ優勝チームと台湾シリーズ優勝チームが2試合対戦する韓国・台湾クラブチャンピオンシップが、台湾・台中インターコンチネンタルスタジアムで開催された。

台湾にて復活開催

アジアシリーズの台湾での復活開催への動きは、2010年11月5日付の中央日報が、2011年にアジアシリーズが台湾で復活する旨を報道[5]したことから始まった。また同日、NPBの下田邦夫事務局長は「台湾が現地で開催したいという希望があり、できるなら協力する」と、台湾での開催に前向きな姿勢を示す[6][7]など、台湾開催への動きが進み協議が進められた。そして、2011年3月1日に開かれたNPBの実行委員会において、台湾側が18日11月の開催を発表することが明らかになり[8]18日に台湾で開かれたアジアシリーズ運営委員会において開催概要が発表され、11月11日より5日間にわたり開催されることが正式に決定、3年ぶりの復活開催が事実上決まった[9]

しかし、東日本大震災の影響によりNPBの日程がずれ込み、日本シリーズの開催が当初から2週間遅れの11月12日からとなったことから、CPBL側が当初の日程を11月25日 - 29日に変更し、NPB側に改めて出場を打診。5月16日のNPB実行委員会にて、日本シリーズ優勝チームの出場を正式に決定した[10]。さらに5月18日のアジアシリーズ運営委員会において、オーストラリアオーストラリア野球リーグ)が初めて参加することが発表された。同国からは2010 - 2011年の同リーグ覇者、パース・ヒートが出場。また、これまで参加していた中国は国内リーグの事情で参加を見合わせることになった[11]

韓国で初の開催

2012年のアジアシリーズは、2011年秋から韓国での開催が検討され、2012年3月、韓国野球委員会理事会で開催が確定した。2012年11月8-11日、釜山広域市で開催する予定。日本、台湾、オーストラリア、中国の年間総合優勝チームと、韓国シリーズ優勝チーム、釜山を本拠地とするロッテジャイアンツの6チームが出場する(ロッテジャイアンツが韓国シリーズで優勝した場合、準優勝チームも出場する)。

参加団体




  1. ^ 「野球振興に欠かせない」…アジアシリーズ復活へ”. スポーツニッポン (2009年11月15日). 2009年11月17日閲覧。
  2. ^ アジアシリーズ、今年は断念へ=日程面クリアできず時事通信
  3. ^ <野球>韓国・台湾の勝利チームが日本と対戦?…アジアシリーズが混沌 中央日報2010年2月23日
  4. ^ “「日韓チャンピオンシップ」今年も11月開催”. 読売新聞. (2010年8月23日). http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20100823-OYT1T01007.htm 
  5. ^ “アジアシリーズが3年ぶり復活へ”. 中央日報. (2010年11月5日). http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=134633&servcode=600&sectcode=620 
  6. ^ 台湾開催に協力姿勢=アジアシリーズ再開で-NPB 時事通信2010年11月5日
  7. ^ 「アジアS台湾で復活」韓国で報道 デイリースポーツ2010年11月5日
  8. ^ “プロ野球:台湾がアジアシリーズ開催発表へ”. 毎日新聞. (2011年3月1日). http://mainichi.jp/select/today/news/20110302k0000m050057000c.html?inb=fa 
  9. ^ “3年ぶり復活開催 アジアシリーズの概要発表”. スポーツニッポン. (2011年3月19日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/19/kiji/K20110319000454440.html 
  10. ^ “アジアシリーズ出場を決定=プロ野球”. 時事通信. (2011年5月16日). http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011051600786 
  11. ^ “プロ野球:アジアシリーズ、豪覇者が初参加 中国は不参加”. 毎日新聞. (2011年5月18日). http://mainichi.jp/enta/sports/news/20110519k0000m050055000c.html?inb=fs 


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