アグレッサー部隊関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 04:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダム アグレッサー」の記事における「アグレッサー部隊関係者」の解説
チェイス・スカルガード 階級は伍長。ジオン親衛隊に反乱分子と看做され処刑されるところをハイウェイと共にサイド6経由で連邦に政治亡命した。 以前は文字通りのアグレッサー(仮想敵機)部隊として連邦軍MSパイロットの教官やザクに搭乗してジャブローでのジムの対戦相手を勤めていた。 幼い頃、テロリストによるシャトルジャック事件で父を亡くし、ハイウェイに救われて以来、ハイウェイを信奉している。一年戦争開戦以前からMS開発の試験パイロットとして軍のMS教導隊に引き渡す前のMSの機動限界にも近い試験に携わっており、開戦時点で既にMS操縦に関してはベテランであった。 ハインツ・ハイウェイ 階級は軍曹。61式戦車に搭乗する。ジオン軍で階級が中尉であったため、今でもチェイスは「中尉」と呼ぶことがあり、繰り返し訂正させている。 テロリストによるシャトルジャック事件で顔に傷を負い、息子を亡くすが、幼いチェイスを救うことになる。 「軍人は政府ではなく、民衆に忠誠を誓うべき」という信念を持つ。ブリティッシュ作戦でのジオン軍によるスペースノイド虐殺に異を唱えたため親衛隊に処刑されそうになり、親代わりに育てたチェイスと共に連邦に政治亡命する。 ルウム戦役においては、サノ・カオリの父親の乗る艦をチェイスと共に撃沈している。 サノ・カオリ 階級は少尉。ジャブローからの特命でレッドライダーの試験運用を行うことになっていたが、ジオンに急襲され予定の試験パイロットや技術陣の大多数が死亡。アグレッサー部隊に助けられた。 以前にサイド6でジオンからの亡命を手助けする任務にも就いていたことがあり、その時にチェイスに何度も命を救われている。このこともあって、レッドライダーをアグレッサー部隊に託す。 父も連邦軍の艦長であったが、ルウム戦役においてチェイスとハイウェイに艦を撃沈され亡くしている。そのことでチェイスとハイウェイとの最初の出会いでは銃を突きつけることになるが、戦闘行為の上でのこととして納得する。 ダグラス・トランブル 階級は大尉。アグレッサー中隊の中隊長。元ジオン兵ではない。 かつてはエルラン中将の部下であり、エルランがジオンに内通していたことが露見。部下だったトランブルも出世の道を絶たれて、アグレッサー中隊に異動してきたという経歴もあって、自分の出世のことしか頭に無い。 エルザ レッドライダーの技術主任。ただし、技術部に配属されて3日目であり、本来の技術主任や他の技術部員は襲撃の際に戦死している。 実はサイド6政府からのスパイであり、MS製造技術についての諜報活動を行っている。 ロッコ アグレッサー中隊の兵士。戦争のドサクサに紛れて地球に降り、隠れ住んでいたが不法移民として囚われてアグレッサー中隊に送られた。普段は軽口を叩き、真面目さはうかがえないが、妻子を守るために戦う。グリフォン帯に包囲された部隊を救出する際に浮橋設置の指揮を執った。味方を渡らせたのち浮橋を爆破して自身も退却しようとしたが爆破装置を作動させる前に撃たれる。チェイスに助けられるが撤退中に自分が犯罪を犯して逃亡してきたのだと告白して戦死した。
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