ゆえん

デジタル大辞泉

ゆえん〔ゆゑん〕【所^＝以】

読み方：ゆえん

《漢文訓読語の「故(ゆえ)になり」の音変化「ゆえんなり」からか》わけ。いわれ。理由。「人の人たる—」「彼が好かれる—は明るさにある」

ゆ‐えん【油煙】

読み方：ゆえん

１ 鉱物油・松やに・油脂・ベンゼンなどが不完全燃焼して発生する微細な炭素粉。インク・墨などの原料になる。

２ 「油煙墨」の略。

ゆ‐えん【由縁】

読み方：ゆえん

１ 事の起こり。由来。わけ。「地名の—を尋ねる」

２ 関係。ゆかり。

「百姓町人は—もなき士族に平身低頭し」〈福沢・学問のすゝめ〉

四日市市四郷地区方言

ゆえん

方言	共通語・該当漢字	語意解説または【使用例】
ゆえん	言いえない	言いうことが出来できない、言いわれない

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ゆえん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/05/16 04:24 UTC 版)

「下村祐一郎」の記事における「ゆえん」の解説

アルバム「ぐらでーしょん」の制作、及び発売記念ワンマンライブの総合プロデュースを手掛ける。企画ユニット「ネコミミズ」で「第6回ストリートミュージシャングランプリ」の決勝大会に進出した。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ゆえん

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 19:49 UTC 版)

名詞

ゆえん【所以】

1. 理由。
   • それから、彼は、日本人のフロックコオトに対する尊敬の愚なるゆえんを、長々と弁じたてた。（芥川龍之介 『出帆』出帆）

語源

• 「～である理由で」を意味する「故（ゆえ）に（＜ゆえなり）」が、「～の理由である」の意の「～のゆえになり」「ゆえんなり」と変化し、名詞化した。

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「ゆえん」の例文・使い方・用例・文例

• 自由は責任を意味する. ほとんどの人が自由を恐れる所以(ゆえん)がそこにある.
• ここに人の人たるゆえんがある.