ごみし

デジタル大辞泉

ごみ‐し【五味子】

読み方：ごみし

チョウセンゴミシの果実。甘味・酸味・辛味・苦味・塩味があるという。漢方で鎮咳(ちんがい)・強壮薬などに用いる。

隠語大辞典

塵埃師

読み方：ごみし

1. ①小間物類を押売りするものをいう。②反物、蚊帳等の疵物を行商する者をいう。又行商人を装い家人の不在を狙って金品を窃取する者をいう。

塵埃師

読み方：ごみし

1. ゴミシトハ「鹿ヲゴム」「カラスヲゴム」「マツバヲゴム」ト云ヒテ筆或ハ墨ヲ携ヘ金満家ニ到リ難渋ヲ申立テ強テ買求ヲ請求スルノ輩ナリ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・福岡県〕
2. ごみ師は暖簾師と同じで、又「チバ師」とも云ひ、家毎に売り歩くゴミ師を「ヤサゴミ」と云ふ。
3. 小間物類を押売りする者を云ふ。「鹿をごむ、からすをごむ、まつばをごむ」等皆同意。
4. のれん師に似た詐偽的商売で、ちば師にも似ている。個別訪問して、いかがわしい品物を売るのである。例えば多くの壜の一つに本ものを入れあとは、いんちき物をつめておき、本物の壜の中味をみせて、あとも同じだと信じこませて、押し売りする。〔香具師・不良〕

分類 的屋、福岡県、香具師／不良

芥師

読み方：ごみし

1. 反物、蚊帳、茣蓙ナドノ疵物ヲ行商スル者、又ハ諸種ノ行商人ヲ装ヒ、家人不在ノ隙ニ乗ジ財物ヲ掻浚フ如キ犯罪者。〔第二類　人物風俗〕
2. 反物、茣蓙など行商して家人の不在を狙つて窃盗する奴。
3. 反物などを行商して家人の留守を狙つては窃盗を働く奴のことをいふ。〔犯罪語〕
4. 反物などを行商する振をして家人の隙を狙つては窃盗を働く者のことをいふ。
5. 反物、蚊帳等の疵物を行商する者を云ふ。又行商人を装ひ家人の不在を狙らつて金品を窃取なす者を云ふ。
6. 反物などを行商して家人の留守をねらっては窃盗を働らく奴のこと。〔一般犯罪〕

分類 犯罪、犯罪語

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「ごみし」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は多くの人の前でスピーチをするのに少ししりごみしている
• 難民がごみごみした裏町に住んでいました。
• 長年の間、私は美だけが人生に意義を与えてくれるものであり、このごみごみした地上で次々と引き継がれる世代に課せられる唯一の目的とは、時々芸術家を生み出すことだと思っていた。
• 道路にヘビを見てしりごみした.
• 馬は突然の物音におびえてしりごみした.
• ごみごみした東京に比べればここは別天地だ.
• 都会のごみごみした汚なさ