『耳をすませば』とは? わかりやすく解説

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『耳をすませば』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 04:43 UTC 版)

ニューアーク方式」の記事における「『耳をすませば』」の解説

日本スタジオジブリ制作したアニメーション映画『耳をすませば』(1995年公開原作1989年)は、東京都多摩市舞台に、主人公少女市立図書館蔵書のブックカードに書き込まれた「ある一人の名前」を気に留めたことから物語展開していく作品であり、本作中に登場する図書館ニューアーク方式採用していた。 日本図書館協会は『耳をすませば』上映当時時点および、作中における時代ではすでに使用されていなかった古い貸出方式での描写行ったことを理由抗議し、これを受けてDVD版ではテロップ挿入された。 なお、映画版『耳をすませば』の時代設定1994年であることが作中でのカレンダーなどの描写からわかるが、その30年近く前の1967年時点でもすでに、ニューアーク方式導入していた東京都公立図書館60館中9館であり、また当時ニューアーク方式導入していた図書館多く利用者ではなく登録番号記入させる方式を採っていた。 当初重大なプライバシーに関する案件ではなく実在図書館名を挙げているわけでもなかったため、スタジオジブリ側への交渉考え示していなかったところ、理事懇談会本件への対応を求めたことから、1995年5月25日図書館自由に関す調査委員会関東地区小委員会らが改善向けて働きかけることを決定したまた、主人公少女父親市立図書館司書という設定であるが、父親が「わが館もついにバーコード化するんだよ」と話すシーンが「後付け」で追加された。図書館自由に関す調査委員会関東地区小委員会山家篤夫は、この後付け設定を「言い訳」と評している。

※この「『耳をすませば』」の解説は、「ニューアーク方式」の解説の一部です。
「『耳をすませば』」を含む「ニューアーク方式」の記事については、「ニューアーク方式」の概要を参照ください。

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