現代俳句データベース(俳句)
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現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- 春の雷 父のごとくに平手打ち
- 春の雷 チャンネル誰に合せます
- 春の雷大型犬に仮借なし
- 春の雷夫との逢瀬に割り込まれ
- 春の雷己が巻きし柱なり
- 春の雷囲む老人センター声もなし
- 春の雷閉ぢし目の奥水々し
- 春の雷納屋の案山子は目を開けて
- 春の雷野の重心のずれはじむ
- 春の雷まさに正座を崩すとき
- 春の雷目鼻なき大型犬として坐る
- 春は曙 体内に鳴る時計
- 春は曙己を削る抽象画
- 春はあけぼの少し深入りしたらしい
- 春は曙そこから図書館開く
- 春はあけぼの出来立ての句を推敲す
- 春は未だノート数頁のさざ浪
- 春は近しと家中に抽斗あり
- 春は手のひら誰にでもある手のひら
- 春は名のみ晩年と言ふ身の構へ
- 春疾風首のタオルの新しく
- 春疾風屍は敢て出でゆくも
- 春疾風妻しっかりとしたがえり
- 春疾風地に突き立てし旗幟
- はるばる来ては白梅の縁におり
- はるばると来し方行方桃さくら
- はるばると白鳥白を保ち来し
- 春冷えや母の小さき背をさする
- 春彼岸繋がっているソーセージ
- 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る
- 春火鉢の絵柄昭和の遠ざかる
- 春日を鉄骨のなかに見て帰る
- 春日和昇降口は児らを吐く
- 春深き牛舍にジョンレノンのうた
- 春ふかく芋金色に煮上りぬ
- 春深し地軸の老化はじまれり
- 春ふかし肉親の情あらあらし
- 春深くエゴン・シーレの男女かな
- 春深くケセランパサラン増殖す
- 春更けて諸鳥啼くや雲の上
- 春へ”かけはし“ 藤村の濁りざけ
- 春へ帰京没日と月の間を抜け
- 春へ春へ大名時計の軽き音
- 春北斗光る天使の分け前か
- 春亡ぶグラスに海を少し容れ
- 春埃たまる神経過敏症
- 春巻きを揚げぬ暗黒冬を越え
- 春待つという残酷の小枝かな
- 春祭鴉も鳶も山寄りに
- 春祭り大小だるまの眼が睨む
- 春満月上野の山を眠らせぬ
- 春満月防人の詩口ずさむ
- 春満月水子も夢を見る頃ぞ
- 春岬羽の付け根がこりこりす
- 春海にハイネの詩を散りばめる
- 春海の伊勢海老やトロリ葡萄酒煮
- 春めいて目先明るくなる明日
- 春めきて脳のつまりし鞄かな
- 春めきて仄かに甘し水の惑星
- 春めきてものの果てなる空の色
- 春めくやお多福豆の黒き艶
- 春めくや象の姿の水たまり
- 春めくや蛇口の錆の血の味よ
- 春めくや手にまろやかな川の石
- 春めくや風遊ばせし夫の部屋
- 春めくを冬田のためにおしむなり
- ハルモニの後ろ手に立っていて野分
- 春紅葉昔乙女の声華やぐ
- 春やああ一日分の髭の伸び
- 春や地芝居矢口渡の恋に沸く
- 春やひそと昭和天皇記念館
- 春山の色に消えたる箒売り
- 春山のかくしきれない傷あまた
- 春山の裾を消しゆく薬売り
- 春山の底なる母の骨おもう
- 春山のむこうから物頼まれたり
- 春山へ斧の動悸を持つてゆく
- 春や昔十五万石の城下哉
- 春や武蔵の坐り仏も見尽せり
- 春ゆうぐれ少年にねじひとつねばる
- 春夕べ襖に手かけ母来給ふ
- 春夕べスイッチぺこと音がして
- 春夕燒までのヘッセの庭仕事
- 春逝くや高きところに亀ねむり
- 春ゆふべあまたのびつこ跳ねゆけり
- 春俑のみな終焉を正したる
- 春よ来よ折り鶴ゆらり病夫の辺
- 春爛漫コンダクターの息づかひ
- 春冷の音波で測る骨密度
- 春を抱くように色添え邑眠る
- 春を匿すヴァン・デ・ヴェルデの古書を掘る
- 春を出て零下の異国を踏む夕日
- 春を待つ上がる下がるの京の町
- 春を待つあれが父の木昭和の忌
- 春を待つ失語の母とアイウエオ
- 春を病み松の根つ子も見あきたり
- 晴れきって氷の下の魚と思ふ
- 晴着着て峠くだれば母の国
- 晴着着てヒロインとなる鏡かな
- 晴れし庭少女にもどりゆすらもぐ
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