gnuplot 機能

gnuplot

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 18:29 UTC 版)

機能

入力したデータや数式等を元に、画面もしくは画像ファイルへグラフを生成する。画像ファイルのフォーマットは、PNG, EPS, SVG, JPEGなどの多くの形式に対応している。

用途によってバッチファイルとしてまとめて処理を行わせる方式と、逐次命令文を入力してグラフを描画させる方式とを使い分けることが出来る。

名称とライセンス

名前に「gnu」と冠されてこそいるが、GNUプロジェクトとは関係がなく、独自のライセンス形態をとっている。

ソースコードコピーないし改変することは許されているが、改変を加えたバージョンの配布はパッチ形式でのみ可能である。したがってGPLと互換性がない。

使用例

出力結果

使用したコマンドと結果として出力された画像を示す。

# Output to png file:
set terminal png small color
set output "logarithmic_spiral.png"

# Same scale for both axes, half-size output:
set size ratio -1 0.5, 0.5

# More sample points to produce smoother picture:
set samples 170

# Axes in the center, no tick marks:
set zeroaxis
set noxtics
set noytics
set noborder
set polar

# set title "Logarithmic spiral (pitch 10 degrees)"

plot [-4*pi:4*pi] [-8:10] [-8:6] 1.19**t notitle

関連ソフトウエア

現在では、標準でGUIフロントエンドが付属しているが、gnuplotを対話的に使いやすくするためのGUIフロントエンドアプリケーションも以下のように多数存在する。

  • Cueplot (開発終了)[1]
  • Xgfe (開発終了)[2]
  • Qgfe (開発終了)[3]
  • UniGNUPlot (開発終了)[4]
  • RubyPlot (開発終了)[5]
  • QPlot (開発終了) [6]

過去にはGNU Octaveのプロットエンジンとしても利用されていた。




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