VIA鉄道
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車輌
2014年12月31日現在、VIA鉄道は75両の機関車と376両の客車を保有している[2]。これにはディーゼル機関車のGMD F40PH-2やGE ジェネシス、そしてカナディアン号やスキーナ号で編成のしんがりを務める有名な「パーク」カー(寝台・2階建て展望車の合造車)などが含まれる。ほとんどの車輌がスーパーライナーやアムフリートなどの新車に置き換わった米国のアムトラックとは異なり、この「パーク」カーのように1950年代・1960年代に製造されたような古い客車が今なお主力として使われている点がVIA鉄道の大きな特徴となっている[3]。 2018年12月、VIA鉄道はケベックシティとウィンザーを結ぶ列車をシーメンス製新型客車に置き換えると発表した。2022年末より運行開始され新型車両の導入は2024年ごろまで続き、最終的に32編成(5両32本)が増備され、現在コリドーで運行されている旧型車両を順次置き換えていく予定[4]。
参考文献
- 『北米大陸鉄道の旅』 「地球の歩き方」編集室、ダイヤモンド・ビッグ社、2007年8月10日 改訂第2版第1刷。ISBN 978-4-478-05430-7。
関連項目
- ^ http://www.viarail.ca/en/trains
- ^ Via Rail. “VIA Rail Annual Report 2014”. 2016年3月7日閲覧。
- ^ 「北米大陸鉄道の旅」P211
- ^ “VIA、2022年末にカナダのインターシティ列車待望の新型車両が登場!”. 2022年11月19日閲覧。
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