Socket 604 Socket 604の概要

Socket 604

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 08:30 UTC 版)

Socket 604
ソケット形式 PGA-ZIF
チップ形状 PGA
コンタクト数 604ピン
採用プロセッサ Intel Xeon

技術仕様

Socket 604 は、ワークステーションやサーバプラットフォーム向けとしてインテルが設計した ZIF ソケットである。Socket 604 は 604 本のピンを有するが、電気的な接点は 603 本だけである。残りのピンはダミーピンである。[1] それぞれの接点は 1.27 mm ピッチの規則的な配列であり、604 ピンパッケージのプロセッサと接合する。

Socket 604 プロセッサは、400, 533, 667, 800, 1066 MHz のバス速度が利用可能であり、130 nm プロセス、90 nm プロセス、65 nm プロセス、45 nm プロセスで製造された。Socket 604 用プロセッサは、余分なピンが存在するために Socket 603 用マザーボードに挿入することが出来なかった。しかし、追加されたソケットの穴は動作に影響しないため、Socket 603 用プロセッサは Socket 604 用のマザーボードに挿入することが出来た。

Socket 604 用のプロセッサは 1.60 GHz から 3.80 GHz の範囲で存在した。この高いクロックレートは、後期のCore 2ベースのCPUよりも昔の、性能の低い NetBurst 世代の Xeon だけに存在した。

関連項目

外部リンク


  1. ^ What is Socket-604?”. www.tech-faq.com. 2009年4月23日閲覧。


「Socket 604」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Socket 604」の関連用語

Socket 604のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Socket 604のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのSocket 604 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS