RD-Style 機種(RDシリーズとその後継機種の系譜)

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RD-Style

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 23:01 UTC 版)

機種(RDシリーズとその後継機種の系譜)

記順は発表・発売の順番。特徴は主な差分情報。

RDブランドの型番機種

RD-XS33
RD-2000
初のHDD(30G)搭載機/録画・再生メディア→DVD-RAMのみ/D1出力端子/同軸デジタル音声出力端子/他に標準搭載機能(後述)
RD-X1
HDD:80G/RD-2000相当機能の録画・再生メディアにDVD-R、放送映像ゴースト軽減機能を追加
RD-X2
X1と同仕様の廉価版(放送映像ゴースト軽減機能の削除や端子数の削減など)
RD-XS30
HDD:60G/X2相当機能から同軸デジタル音声出力端子を削減/削除などの所要時間が飛躍的に短縮
RD-XS40
HDD:120G/XS30相当機能にネットワーク端子を追加(ネットワーク連携機能を初搭載)/再生中(追っかけ再生中を含む)でもチャプター分割が可能になる/一括削除時の指定でタイトル/チャプターを自由に組み合わせ可能になるなど細かい部分の操作系の使い勝手が向上
RD-X3
HDD:160G/XS40相当機能に放送映像ゴースト軽減機能と同軸デジタル音声出力端子を追加/プログレッシブ出力に初の対応/D2出力端子
RD-XS31
HDD:80G/X3相当機能から放送映像ゴースト軽減機能と同軸デジタル音声出力端子を削減/再生・録画メディアに始めてDVD-RWを追加(録画はVideoモードのみ)/D1出力端子/リモコンコードを3種類に増強/搭載DVDドライブをパナソニック製から東芝製に変更
RD-XS41
HDD:160G/初代RDエンジン搭載1号機/D2出力端子/スカパーチューナー連動端子/編集機能にGOPシフト機能を初搭載
RD-XS32
HDD:80G/D2出力端子/ネットワーク端子なし
RD-XS35
HDD:160G/D2出力端子/ネットワーク端子なし
RD-X4
HDD:250G/XS41相当機能に放送映像ゴースト軽減機能を追加/ファーム追加バージョンアップ(X4EX化)搭載機/ファームバージョンアップにより電子番組表及びDVD-RWのVRモード録画が利用可能
RD-XS33
RD-XS53
2004年8月発売。シリーズ初の2番組同時録画(同時刻でチャンネルが異なる2番組を録画できる)を実装「W録(だぶろく)」の愛称で親しまれる
さらにスカパー!チューナーをXS53側で操作し、スカパー!の番組録画を録画しやすくした「スカパー!連動」を実装
RD-XS43
2004年8月発売。XS53の廉価版、スカパー!連動非対応やHDD容量が異なる以外はXS53と同じである
RD-XV33
初のDVD+VHS+HDD併載機種(XVシリーズの1号機)
RD-XS34
RD-XS24
RD-XS36
RD-X5
2004年11月発売。RDでは初の大容量HDD600GB(300GBx2)を搭載し、安定性が抜群であったため結構な数が売れた
RD-XS46
RD-XV34
RD-XV44
RD-Z1
2005年3月発売。初のデジタル放送用チューナー搭載機(HDDへのTS録画が可能)
RD-H1
HDD:250GB/初のHDD専用レコーダー。Lanを使用してPCや他のLan搭載のRDへネットワーク経由でのダビングが可能
RD-H2
RD-XS37
RD-XS57
2005年6月発売。XS53の後継機種。しかしHDDは320GB→300GBになっている
恐らく、XS53では160GB×2のHDDでXS57では300GB一つになったと思われる
RD-XD71
XD91、X6とともに2005年11月発売。HDD:200GB
RD-XD91
HDD:400GB/HDMI端子搭載
RD-XS38
2005年12月発売。
RD-X6
RD-XS48
2006年2月発売。XS38の上位機種。最後のアナログWチューナーモデル
RD-XV81
2006年2月発売。デジタルチューナーを搭載したDVD+VHS+HDD併載機種
RD-T1
X6をベースに初のHDD1TB(500GBx2)を搭載した受注生産モデル
RD-X7
2008年6月発売。
RD-X8
2008年11月発売。SD映像などを高精細に表示できる技術「XDE」を搭載。
RD-X9
RD-X10
最終型

AKブランドの型番機種

カンタロウシリーズ。型番の頭はAK。RDシリーズとは正反対の設計思想から、ボタン数を極力少なくするなどの初心者向けとして位置付けられていた。2005年頃からパナソニックDIGAが操作の簡単さを前面に出し好評を博しシェアを伸ばしていたことへの対抗策であった。EPGはADAMS-EPGのみである。ネーミングは自社のポータブルDVDプレイヤーの「ポータロウ」に倣っている。2006年11月、VARDIAに統合される形で姿を消した。

カンタロウ AK-G200
2005年6月発売。XVシリーズを独立ブランド化した1号機(XVシリーズの後継機種)
カンタロウ AK-V200
カンタロウ AK-V100
カンタロウ AK-G300
カンタロウ AK-G100

Dブランドの型番機種

HDDを搭載しないDVD単体レコーダー(VHSとの併載も含む)を基本にした機種。DVDレコーダー機能の部分はRDシリーズを踏襲している。

D-R1
DVD単体レコーダー(HDDはなし)/DVD部はXS31相当/D1出力端子/ネットワーク端子なし
D-VR1
初のDVD+VHS併載機種(HDDはなし)/D-R1にVHSレコーダー機能を搭載
D-VR2
D-VR3
D-VR5
2006年11月発売。後継のD-VR7とは違いDVD-RAMへの録画も可能。2007年末で生産終了
D-VR7
2008年3月発売。HDD非搭載のDVD/VHSモデル。アナログチューナーのみの最終モデルである。なおDVD-RAMは再生のみの対応である

VARDIAシリーズ

VARDIAブランド以降の各機種詳細については当該記事を参照。

VARDIA RD-XD72D
VARDIA RD-XD92D
RD-XD91/X6の後継機。VARDIAブランドの1号機
VARDIA RD-A1
シリーズ初、そして世界初のHD DVD対応レコーダー
VARDIA RD-W300
RD-XV81の後継
VARDIA RD-E300
RD-XD71の後継
VARDIA RD-E160
当時の最下位モデル。主にアナログテレビにデジタルチューナー代わりに使うことを想定しているため、HDD容量は少なくHDMIも非搭載
VARDIA RD-S300
VARDIA RD-S600
RD-XD72D/XD92Dの後継機。
HD DVD VARDIA RD-A300
HD DVD VARDIA RD-A600
VARDIA RD-S601
VARDIA RD-S301
VARDIA RD-E301
VARDIA RD-W301
HD DVD VARDIA RD-A301
事実上のHD DVD対応最終機種。×01シリーズと×00シリーズとの違いは、ダビング10への対応準備とレグザリンクの対応である

  1. ^ RDを販売商品として扱ったジャパネットたかたのCFでは、商品名を「RD-Style」と呼称していた。
  2. ^ DVD-Videoモードの再生では規格上の制限によりステレオ音声のL/R選択切り替え不可。VRモード再生でも他社製機種によっては不可能なものもある。
  3. ^ 録画時のみの機能なので視聴時に音声切り替えを行ってもL/R切り替えとしか動作しないが、視聴時は切り替え可能であれば不都合は生じない。
  4. ^ アナログ音声接続の規格仕様により他社のAV機器全てに共通。
  5. ^ DVDに録画したものを他の再生機を利用して外部入力録画することで、二重音声化はできる。
  6. ^ 但し二重音声放送の録画ではリニアPCM音声の指定はできず、必ずステレオ音声で録画される。
  7. ^ DVD-Videoフォーマットでは、同一音声ストリームの左右チャンネルを切り替えて再生できる仕様ではない。音声切り替えが可能なDVD-Videoはマルチ音声で作成されており、別の音声ストリームに記録されている。
  8. ^ 2007年現在、他メーカーも含めてもマルチ音声対応のDVD-Videoディスクの作成に対応する機種は存在しない。技術や規格上では実現することは可能であるが、異なる方式間のコンバート処理の煩雑さを回避することを優先して市販の家庭用レコーダーでは実現されていない。なお、PCで作成可能な機能を持つDVD作成用ソフトウェアは特に珍しくはない。
  9. ^ ステレオ音声による二ヶ国語放送や5.1chサラウンドステレオ放送が行われる場合(通常音声との組み合わせ)などがマルチ音声信号の放送になる。二重音声放送(主音声+副音声:モノラルの二ヶ国語放送や解説放送)そのものはそれ単独ではマルチ信号放送には当たらない。
  10. ^ TSモード録画では全ての音声が自動的に録画されるが、DVD-VRモード録画の場合はマルチ音声の中の一つしか記録できない。これはMPEG2-TSによる放送信号とDVD-VRフォーマット(MPEG2-PSを使用)の規格の違いによるもので、他メーカーでも可能な機種は存在しない(技術的には可能だが変換処理が複雑になることを避けている)。


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