NBAスリーポイント・シュートアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 09:42 UTC 版)
概要
同大会は開催週の日曜日に行われるNBAオールスターゲームに先立って土曜日に行われ、スリーポイントシュートによるポイントを競う。挑戦者にはシュートの精度もさることながら、立て続けにロングシュートを放つためのスタミナや精神力も求められる。初開催された1986年以降、ロックアウトによるシーズン縮小のためオールスターが開催されなかった1999年を除き、毎年開催されている。
ルール
- 2ラウンド制。ファーストラウンドの上位3名でファイナルラウンドを競う。
- スリーポイントラインに沿って設置された5箇所のシューティングスポットごとに、公式ボール4球とマルチカラーボール(マネーボール)1球ずつ、計25球のボールが置かれており、出場者は制限時間1分の間にできるだけ多くのスリーポイントショットを成功させなければならない。
- シュートを決めるごとに、公式ボールの場合は1点、マネーボールの場合は2点が加算され、その合計点を競う。全数成功で最大で30ポイント取ることが可能。
- 同点の場合、ファーストラウンドは制限時間24秒、ファイナルラウンドでは制限時間60秒の延長戦が行われ、勝者が決まるまで続けられる。詳細は「スリーポイントフィールドゴール」を参照。
歴代優勝者
* | 殿堂入り |
^ | 現役選手 |
最多優勝者
# | Player | Times | Years |
---|---|---|---|
1 | ラリー・バード* | 3 | 1986-1988 |
クレイグ・ホッジス | 1990-1992 | ||
3 | マーク・プライス | 2 | 1993, 1994 |
ジェフ・ホーナセック | 1998, 2000 | ||
ペジャ・ストヤコヴィッチ | 2002, 2003 | ||
ジェイソン・カポノ | 2007, 2008 | ||
ステフィン・カリー^ | 2015, 2021 | ||
デイミアン・リラード^ | 2023, 2024 |
- ^ McMenamin, Dave (2008年2月20日). “Kapono Lights Up Saturday Night”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. 2008年12月18日閲覧。
- ^ “Shootout Records”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. 2008年12月17日閲覧。
- ^ “Quentin Richardson Bio”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. 2008年12月18日閲覧。
- 1 NBAスリーポイント・シュートアウトとは
- 2 NBAスリーポイント・シュートアウトの概要
- 3 記録
- 4 その他
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