MIX-ISM プロモーション

MIX-ISM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/27 13:24 UTC 版)

プロモーション

本作に関するプロモーションとして、「プロレタリア」のミュージック・ビデオが制作されている。内容は工場の前で演奏するメンバーの姿と、、湧き上がる黒煙、羽を取り付けたKYONOが水に溺れるシーンとで構成されている。後にDVD『1990-1996 VIDEO』に収録されたが、その際に一部映像にエフェクトが掛けられ、音源がベストアルバム『1990-1996』(2004年)に収録されたバージョンに変更されている。

アートワーク

アートワークは前作に引き続きサカグチケンが担当している。ジャケットはロンドンの街並みに立つ男性が「MIX-ISM THE MAD CAPSULE MARKET'S」と書かれた看板を持っている写真となっており、裏ジャケットでは別の男性が看板を持っている写真になっている。

インナーではロンドン市内に前述の看板が置かれた写真や、ロンドン市内で撮影されたメンバーの写真などで構成されている。

また、歌詞は全て縦書きで表記されている。

ツアー

本作リリース後、2月5日の前橋ラタンを皮切りに、「reading S.S.M TOUR」と称したライブツアーを全9公演行っている。また、最終日となった2月23日の渋谷公会堂での公演が収録されたビデオ『reading S.S.M』が1994年6月22日にリリースされている。

この頃の状況に関して上田は、「その時期ライブもどんどんやらなくなってきてて。あんまりやりたいと思ってなかったんだよね。だから俺は精神的にちょっと籠ってる感じだったのかもしれない」と語っている[1]

批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[2]
ローチケHMV肯定的[3]

音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「単なる不平不満をぶちまけるだけではなく、その詞はファンタジックな雰囲気まで醸し出して、彼らならではの世界観を形作っている」と評されている[2]

音楽情報サイト『ローチケHMV』では、「ロンドン・レコーディングなど、新しい試みの中で作られたようだが、いい意味でのMadのスタイルはしっかりと守られている」、「このCDは絶対にいい」と評されている[3]

収録曲

全編曲: THE MAD CAPSULE MARKET'S。
#タイトル作詞作曲時間
1.MIX-ISMCRA¥CRA¥
2.S・S・MUSICCRA¥CRA¥
3.プロレタリアCRA¥CRA¥、KYONO
4.NEW SOCIETYCRA¥CRA¥、ISHIG∀KI
5.PETKYONOKYONO
6.マネキンCRA¥CRA¥
7.ナショナリズム NO!!!!CRA¥CRA¥
8.オルゴヲルCRA¥CRA¥、ISHIG∀KI
9.IC シティCRA¥CRA¥
10.TOO FLATKYONOKYONO
11.古い時計CRA¥KYONO、CRA¥
12.IQ SPEAKERKYONOKYONO
13.Neo Sunday~新しい日曜日ISHIG∀KIISHIG∀KI
14.PROBLEM CHILDRENCRA¥CRA¥
15.BE SILENT FUCKIN' SYSTEMCRA¥CRA¥
16.黄色いピエロKYONOKYONO、CRA¥
合計時間:



  1. ^ a b c d e f g h 鹿野淳 (fact-mag.com)「FROM 1990 TO 2005 PERFECT MAD WORLD!!! - 3MEMBERS SELF LINERNOTES」『THE MAD CAPSULE MARKETS MAGAZINE!!』vol.1、ビクターエンタテインメント東京都港区北青山3-6-7、2005年3月30日、 8 - 25頁、 JAN 4988002452644
  2. ^ a b ザ・マッド・カプセル・マーケッツ / MIX-ISM[廃盤] - CDJournal”. 音楽出版. 2017年1月8日閲覧。
  3. ^ a b MIX-ISM : Mad Capsule Markets”. ローソンHMVエンタテイメント. 2017年1月8日閲覧。


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