LOVE! LOVE! & LOVE! LOVE! LOVE! & LOVE!の概要

LOVE! LOVE! & LOVE!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 06:26 UTC 版)

LOVE! LOVE! & LOVE!
ORIGINAL LOVEスタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 1991年1月25日 – 4月14日 (1991-01-25 – 1991-04-14)
  • SMILE GARAGE
  • CHERRY ISLAND STUDIO
  • TOSHIBA EMI No.2 STUDIO
  • FREEDOM STUDIO
  • LITTLE BACH STUDIO
ジャンル
レーベル EASTWORLD ⁄ TOSHIBA EMI
2CD:TOCT-6196~7
プロデュース
ORIGINAL LOVE アルバム 年表
  • LOVE! LOVE! & LOVE!
  • (1991年 (1991)
『LOVE! LOVE! & LOVE!』収録のシングル
  1. KING OF LOVE "SOFTER AND SEXIER THAN VELVET"
    リリース: 1990年 (1990) (Promotion Only)
  2. DEEP FRENCH KISS
    リリース: 1991年6月14日 (1991-06-14)
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解説

数回のメンバー・チェンジを経てリリースされた、2枚組のメジャー・デビュー・アルバム。書き下ろし曲のほか、インディーズ・アルバム『ORIGINAL LOVE[注釈 1]収録曲のリアレンジによる再レコーディング曲、田島がピチカート・ファイヴ在籍時に発表した楽曲のセルフ・カヴァー、本作レコーディング時のセッションから発展した曲を収録。メジャー・デビュー以前のキャリアが長かったバンドにとっては、これまでの活動の集大成という側面もあった。田島貴男によれば音楽的な変遷からすれば本作リリース時、バンドはすでに第四期くらいに入っていたという。そのため結成当時から考えると、すでに3枚くらいアルバムが作れていたはずだという。さらに田島は、「オリジナル・ラヴってデビュー以前に、もう何回も変わってるんです。第三期ぐらいのオリジナル・ラヴって本当に独自な、完成されたものだったと思うんですけど。そういう時期を経てメンバー・チェンジ。新しいメンバーになって一年もたたないうちに、練りきれないまま作っちゃったのがこのアルバム。そんなこともあって、自分がこれまでやってきたことを改めて一からやり直さなきゃ…みたいな気持ちが強かったですね。ある意味ですごく未完成な作品だと思います」[1]と振り返っている。

本作収録曲「BODY FRESHER」は、2007年 (2007)リリースの小西康陽選曲・解説による渋谷系コンピレーション・アルバム『bossa nova 1991: shibuya scene retrospective』[注釈 2]に収録された。

アートワーク、パッケージ

アルバム・ジャケットについて信藤三雄は、デザインの元はジミ・ヘンドリックスエレクトリック・レディランド』で、唇に蛍光の文字は具体的に何かを元にということではなく、自身の曖昧な記憶が元になったという[2]。オリジナル盤はCDシングル用プラケースを2つ重ねたものを透明プラスチックの外箱に収納するパッケージになっている。


注釈

  1. ^ ORIGINAL LOVE』 1988年8月1日 (1988-08-01)発売 JALA JALA RECORDS / VIVID SOUND LP:JL-001
  2. ^ V.A.『bossa nova 1991: shibuya scene retrospective』 2007年8月8日 (2007-08-08)発売 columbia*readymade / NIPPON COLUMBIA 2CD:COCP-34496~7
  3. ^ KING OF LOVE "SOFTER AND SEXIER THAN VELVET"」 1990年 (1990) TOSHIBA EMI CD:PCD-163
  4. ^ The Very Best of ORIGINAL LOVE』 1995年4月28日 (1995-04-28)発売 EASTWORLD ⁄ TOSHIBA EMI CD:TOCT-8880
  5. ^ 夜をぶっとばせ (BRAND NEW MIX)」 1995年4月26日 (1995-04-26)発売 EASTWORLD ⁄ TOSHIBA EMI SCD:TODT-3510

出典

  1. ^ 萩原健太「オリジナル・ラヴ 全アルバム+ヒストリー」『月刊カドカワ』第12巻第7号、角川書店、1994年7月1日、32-38頁。 
  2. ^ 『design by contemporary production シーティーピーピーのデザイン』光琳社出版株式会社、1996年8月30日。ISBN 4-7713-0225-1。"<コンテムポラリー・プロダクション信藤氏インタビュー> 信藤三雄の語るデザイン"。 
  3. ^ 「特集 90年代の邦楽アルバム・ベスト100」『ミュージック・マガジン』第48巻第7号、株式会社ミュージック・マガジン、2016年7月1日、30-77頁、JAN 4910084790765 
  4. ^ オリジナル・ラブ/「LOVE! LOVE!&LOVE!」Standard of 90'sシリーズ<紙ジャケット仕様初回限定盤>” (日本語). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2022年10月8日閲覧。


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