鹿野道彦
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政治姿勢
政策・主張
- 基本政策は「公平な社会」、「地方主権社会」、「日本人の心を大切にする社会」としている。
- 民主党の農林漁業の再生を考える運動本部本部長を務めていた際に、「国の水産予算3000億円のうち、2000億円が漁港予算。この使い方を根本的に改めなければならない。海を生き返らせるための『海中の森』の造成や、漁村集落の実施する資源回復事業への直接支払いなど、資源管理を基本とした漁業政策を確立する」との見解を示している。農林水産大臣就任以降は、「攻めの農林水産業」「強い農林水産業」を旗印に、成長産業としての農林水産業を確立すべく新しい時代の農政づくりを目指した[15]。
- 2009年の衆院選の際、永住外国人に地方参政権を認めることについて「どちらかと言えば賛成」、憲法の改正についても「どちらかといえば賛成」と回答した[16]。ただし、憲法9条の改正には反対している。なお、憲法改正については、政治的な休戦の中で改正を行うことが必要であると主張している。
- TPP参加については、反対を表明したことはないが慎重な立場をとる。この理由として、国が一致して大震災への対応をせねばならない時に国論が割れることは避けねばならないこと、農林水産業のみならず医療、労働等その他の分野への影響を判断すべきであること、TPPに参加すれば日本の制度を大幅に変えなければならなくなること等を挙げている[17]。
政治資金
所属していた議員連盟
- 日印友好議員連盟(顧問)
- 日本ベトナム友好議員連盟(顧問)
- 食と農の再生議員連盟(顧問)
- 弁理士制度の改革推進に関する議員連盟(顧問)
- 生活衛生業振興議員連盟(顧問)
- 太陽光発電推進議員連盟
- 国際観光産業振興議員連盟
- 憲法調査推進議員連盟
- 日本・クウェート友好議員連盟(名誉会長)
- 協同組合振興研究議員連盟(会長)
- 臨海部立地産業の競争力強化を推進するための超党派議連(二階俊博と共同代表)
- 国際人口問題議員懇談会(会長代行)
- など
- ^ a b c “鹿野道彦・元農水相死去 新幹線・政治改革・震災…ぶれず奔走”. 朝日新聞デジタル. (2021年10月23日) 2021年10月25日閲覧。
- ^ a b c “元衆院議員、鹿野道彦氏死去 79歳、農相など歴任”. 山形新聞. (2021年10月23日) 2021年10月25日閲覧。
- ^ 日本経済新聞2011年8月28日朝刊
- ^ 時事ドットコム2011年8月28日
- ^ “海江田氏と野田氏で決選投票に…民主代表選”. 読売新聞. (2011年8月29日) 2012年3月13日閲覧。
- ^ “ドキュメント・民主党代表選:鹿野氏のサイン「上着を脱いだら2位に投票」”. 毎日新聞. (2011年8月30日)
- ^ “民主党:鹿野グループ発足 設立総会に35人が出席”. 毎日新聞. (2011年9月1日)
- ^ “鹿野農水相が不可解な人事に関与? 自民・稲田氏が追及”. 産経新聞. (2012年2月9日) 2012年3月13日閲覧。
- ^ “鹿野、篠原、山下3氏が農事功労章を受章”. 駐日フランス大使館 (2019年1月17日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “参院選2013比例区開票速報(改選数48)”. 朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。
- ^ 「参院選比例 民主・鹿野氏、政界引退へ」 『河北新報』 2013年7月23日
- ^ “春の叙勲4104人 旭日大綬章に葛西氏ら”. 日本経済新聞. (2014年4月29日) 2014年5月12日閲覧。
- ^ “鹿野元農水相死去、79歳 政治改革を標ぼう”. 時事通信社. (2021年10月22日) 2021年10月22日閲覧。
- ^ 『官報』第621号7頁 令和3年11月22日号
- ^ 民主党:農林漁業の再生を考える運動本部、茨城県の漁業者と意見交換[1]
- ^ 2009年衆院選挙時 朝日新聞アンケート回答
- ^ “戦闘態勢「五者五様」 変節攻撃か焦り露呈か”. 産経新聞. (2011年8月28日) 2012年3月13日閲覧。
- ^ しんぶん赤旗2003年9月12日
- ^ “鹿野道彦研究 かつてのプリンス最後のチャンス 寡黙さゆえに担がれる存在に”. 産経新聞. (2011年7月21日) 2012年3月13日閲覧。
- ^ 時事ドットコム2011年8月27日
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