韓国教育放送公社
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概説
元々は韓国放送公社(KBS)が教育番組専門チャンネルとして1981年2月2日に国内向けに開局したKBS第3テレビジョン、KBS教育ラジオ(FM放送)であったが、放送改革でKBSから分離・独立。1990年12月27日、韓国教育開発院(1980年設立)の附設機関としてEBSが設立され、KBSから前述の両系統の事業の移管を受けて放送を開始した。
現在は媒体が増え、世界有数の教育専門放送機関となっているが、2001年からはEBS1とEBS KIDSでコマーシャル放送も行っており、それ以外のテレビチャンネルとラジオ放送では実施されていない。
受信料は70ウォンであり、KBSの受信料との合算で韓国電力公社の電気料金に上乗せして徴収している[1]。
地上波
- EBS 1TV
- 開局時からのテレビジョン放送。デジタルテレビのリモコンキーIDは全国一律10-1。他の各地区はアナログもデジタルも全てUHFで送信。
- EBS 2TV
- 2015年2月11日開局。10-2ch。韓国初のサブチャンネルであるため、画面解像度は、1280×720(720p)。
- EBS Radio
- 開局時からのFMラジオ放送。ソウル首都圏は104.5MHz。
衛星波・ケーブルテレビ・インターネット放送
- EBS+1
- 日本の大学入学共通テストに相当する大学修学能力試験(通称:修能試験)教育用のチャンネル。
- EBS+2
- 小中学校の授業補完・職業教育用のチャンネル。
- EBS English
- 英語教育および英語音声のみの娯楽番組専門チャンネル。
- EBS KIDS
- 2017年12月31日までは『EBSu』の名称だった。衛星DMBから放送。当初はEBS Plus1のサイマルだったが、子供向けチャンネルに転向した上で、ケーブルテレビ専門チャンネルに発展している。
- 韓国の他の子供向けチャンネルと異なり、日本アニメなど、EBSが製作に関与していない外部からの番販番組が一切編成されておらず、EBSが自主的に制作した子供向け娯楽・教育番組や、EBSが製作に関与したアニメーション・特撮番組が主に編成されている。EBSのケーブルチャンネルで唯一朝鮮語の娯楽番組を扱っているため、子供向けチャンネルとしては珍しく、EBS自主制作の大人向けバラエティ番組[注 1]も極少数ながら編成されている。
- EBS i-Radio
- インターネット限定ラジオ放送。地上波ラジオで放送されていた語学ラジオ番組のみで編成。
その他
- EBS America
- 在米韓国人向けサービス。ただし、EBS製作番組であっても、他のチャンネルに既に放映権を押さえられているものは放送されておらず、看板番組の『ポンポン ポロロ』や『ロボカーポリー』などに関しては、ディズニーなどの外部事業者から放映権を移動する形であったため、開局当初は編成されていなかった。
固有名詞の分類
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