静岡県小笠山総合運動公園スタジアム 歴史

静岡県小笠山総合運動公園スタジアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 09:45 UTC 版)

歴史

2001年、袋井市と掛川市の市境付近で整備が進められていた小笠山総合運動公園内に完成。

2001年5月12日、スタジアムのこけら落としとして、J1リーグ・ファーストステージ第9節の清水エスパルスvsジュビロ磐田が開催された。観衆52,959人は当スタジアム最多観客動員である。

2002年2002 FIFAワールドカップの会場となり、6月11日6月14日6月21日に3試合開催された。メインスタンドには、FIFAワールドカップ開催スタジアムであることを示す「FIFA WORLD CUP/SHIZUOKA」と記されたレリーフが設けられている。

2003年第58回国民体育大会「NEW!!わかふじ国体」のメインスタジアムとして使用された。

2006年4月1日、静岡県サッカー協会を中心とする企業体が指定管理者となった。

2015年11月28日、初めてジャパンラグビートップリーグの試合が行われた。

2016年1月、ラグビーワールドカップ2015で活躍したヤマハ発動機ジュビロの選手、五郎丸歩の銅像が1階エコパスポーツミュージアムに設置される。コンバージョンキックを狙う手をあわせたポーズ。

2016年4月22日、国際陸上競技連盟 (現ワールドアスレティックス) クラス2の公認を受ける。

2017年6月17日、ラグビー日本代表 vs アイルランド代表が開催される。駐車場からバスで輸送するパーク&ライドを実施するなど、ラグビーワールドカップ 2019 を見据えた運営を行った。

2017年11月2日、ラグビーワールドカップ 2019 日本大会の試合日程が決まり、本スタジアムで4試合開催されることとなった。

2019年9月28日、ラグビーワールドカップ2019 プールAの日本 vs アイルランド戦が開催され、日本が 19-12 で勝利を収めた[2]。観客動員数は47,813人。世界ランキング9位の日本が、2位アイルランドを倒した大金星となる試合を、フランスAFP通信など海外メディアは「Shizuoka shock(静岡の衝撃)」と呼んだ[3][4][5]

2020年9月27日、ラグビーワールドカップ2019で日本が活躍した記念に、「シズオカ・ショックパネル展」がオープン[6]。また、活躍した福岡堅樹選手のブロンズ像がスタジアム正面の広場に設置された[6]。アイルランド戦でトライを決めた瞬間をモチーフにしている。

2020年インターハイ陸上競技の開催が予定されていた[7] が、新型コロナウイルス感染症への対応のため、中止となった。

2022年9月、ラグビーワールドカップ2019開催3周年イベント「SHIZUOKA SHOCK」が開催された[8]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 「静岡スタジアム エコパ」『近代建築社』2001年9月。 
  2. ^ "日本再び衝撃の大金星!世界2位アイルランド撃破". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 27 September 2018. 2018年9月28日閲覧
  3. ^ 'Shizuoka shock' - hosts Japan shock Ireland at Rugby World Cup” (英語). sports.yahoo.com. 2023年1月5日閲覧。
  4. ^ 【楕円球のある光景】「SHIZUOKA SHOCKと安堵」2019年ラグビーワールドカップ 日本vsアイルランド”. news.jsports.co.jp. 2023年1月5日閲覧。
  5. ^ 日本大金星を「シズオカの衝撃」と海外メディア命名「『ブライトンの奇跡』に加えた」”. THE ANSWER スポーツ文化・育成&総合ニュース・コラム. 2023年1月5日閲覧。
  6. ^ a b 福岡堅樹の記念碑、「静岡ショック」与えたスタジアムに:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2020年9月27日). 2023年1月5日閲覧。
  7. ^ 分散開催の20年高校総体 陸上競技、静岡県で実施 静岡新聞・静岡放送
  8. ^ ラグビーワールドカップ2019開催3周年イベント『SHIZUOKA SHOCK』開催のお知らせ”. 一般社団法人静岡県ラグビーフットボール協会. 2023年1月5日閲覧。
  9. ^ 第105回日本陸上競技選手権大会・10000m:日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations”. 日本陸上競技連盟. 2021年7月15日閲覧。
  10. ^ a b c アクセス 公式サイト 2013年7月8日閲覧






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