阪急2800系電車 編成表

阪急2800系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 13:37 UTC 版)

編成表


←大阪梅田           京都河原町→
Mc T M Tc Mc T M Tc
2811 2881 2831 2861 2801 2891 2841 2851
2812 2882 2832 2862 2802 2892 2842 2852
2813 2883 2833 2863 2803 2893 2843 2853
2814 2884 2834 2864 2804 2894 2844 2854
2815 2885 2835 2865 2805 2895 2845 2855
2816 2886 2836 2866 2806 2896 2846 2856
2817 2887 2837 2867 2807 2897 2847 2857
←大阪梅田           京都河原町→
Mc M Tc Mc T M Tc 廃車 備考
2811 2831 2861 2801 2891 2841 2851 1992年3月25日(2891)

1995年11月1日(2811-2861-2801-2851)

2001年5月25日(2831・2841)

嵐山線へ転用

2831・2841は2305Fへ組み込み

2812 2832 2862 2802 2892 2842 2852 1995年4月3日(2812-2832-2862-2802-2892-2852)

1995年11月14日(2842)

2842は今津北線へ転属
2813 2833 2863 2803 2893 2843 2853 1994年11月1日
2814 2834 2864 2804 2894 2844 2854 1993年4月16日
2815 2835 2865 2805 2895 2845 2855 1991年5月20日(2835・2895・2845)

1995年11月1日(2815-2865-2805-2855)

嵐山線へ転用
2816 2836 2866 2806 2896 2846 2856 1989年7月17日
2817 2837 2867 2807 2897 2847 2857 1988年6月8日

2880形

T 組み込み先 最終配置 廃車 備考
2881 5203F 今津北 1997年3月27日
2882 5012F 神戸 1989年7月17日
2883 5012F 神戸 1988年6月8日
2884 2311F 京都 1994年12月1日
2885 2305F 京都 2001年5月25日
2886 5202F 今津北 1992年8月28日
2887 5203F 今津北 1997年3月27日

注釈

  1. ^ 運用上特に区別されなかったため、1300系や710系のロングシート車編成も使用された。特に1307編成は2300系に先んじて3扉だった。また710系では、2両ずつクロス・ロングの混成となる場合と4両すべてロングシート(716編成と717編成の組み合わせ)となる場合もあった。さらに車両が不足した時には、当時すべてロングシート化されていた100形(P-6)までもが使われることもあった。
  2. ^ 日中の特急運用にロングシート車が使用される場合は、車内に折りたたみ式のパイプ椅子が積み込まれていた。
  3. ^ 所要時分では京都線特急が梅田 - 河原町間38分、京阪特急が淀屋橋 - 京阪三条間49分であるが、大阪のミナミと京都の繁華街の間を移動する場合、梅田での乗り換えを考慮するとほぼ京阪一択となった。
  4. ^ 大阪環状線~大阪~(阪急)梅田~河原町…(京阪)三条・四条~京橋~大阪環状線、大阪市営地下鉄~(京阪)淀屋橋~四条…(阪急)河原町~梅田~大阪市営地下鉄など。
  5. ^ ナニワ工機は1970年10月1日付で社名をアルナ工機に変更した。このため本系列では1971年12月20日以降竣工の2880形2891 - 2897がアルナ工機名義での製造となる。
  6. ^ のちに嵐山線に転用され4両編成化されたと同時に、2851・2855には再度D3NHA形コンプレッサーを搭載した。
  7. ^ 最末期の嵐山線運用時に組成。
  8. ^ この改造により、本系列と2300系の相互互換性は喪われた。
  9. ^ そのため、この差し替えが実施された場合は1両単位での車両入れ替えは行われず、必ず編成中間で2800形と2350形、あるいは2850形と2300形が運転台寄り妻面を突き合わせて連結されることになる。
  10. ^ これは編成全部をロングシート車で代走することを避け、クロスシート車サービスを少しでも多く乗客に提供することを目的として実施されたものである。
  11. ^ 2840番台の車両を製造する際、これを2820番台として製造する計画もあったが、形式(2830形)より若い番号を付けるのはどうかとの異論があり、結局2840番台として製造された。なお、組み込まれる編成に番号を合わせた例としては、2300系の2380形(2391 - 2396)が挙げられる
  12. ^ 上述のとおり編成中6両がシンドラー式空気ばね台車装着車であったため最後まで格下げされず、特急運用に充当されていた。
  13. ^ 神宝線は車体側に標識板を差し込む方式。京都線は引掛ける方式であった。
  14. ^ 編成の中に封じ込まれた2801~2807及び2861~2867は未改造のままだった。また先頭車のうち2816・2856はL字金具の先端に袋状のアダプタを取り付けた神宝線・旧京都線仕様の両用型が使われていた。
  15. ^ 早期の廃車を想定して応急処置的な内装更新が施工され、退色したアルミデコラを交換せずマホガニー木目調の壁紙を貼り付けた。同時期に嵐山線の2301F・2303F・2309Fにも施工されている。屋根肩部は白塗装の焼き付けを行った。

出典

  1. ^ a b c d e f g 山口益生『阪急電車』137頁。
  2. ^ 寺本光照『国鉄・JR 関西圏 近郊電車発達史』JTBパブリッシング、2014年、74頁。
  3. ^ 藤井信夫「京都線特急車両の記録」『鉄道ピクトリアル』2010年8月臨時増刊号、197頁。
  4. ^ 『日本の私鉄7 阪急』1990年、104頁。
  5. ^ a b c 篠原丞「阪急電鉄 現有車両プロフィール2010」『鉄道ピクトリアル』2010年8月臨時増刊号、241頁。
  6. ^ 鉄道ピクトリアル編集部「京都線特急車2800系の生涯」『鉄道ピクトリアル』2019年10月号、53頁。
  7. ^ a b c d e f g h i j k 山口益生『阪急電車』138頁。
  8. ^ a b c d e f g h i j 山口益生『阪急電車』140頁。
  9. ^ a b c 篠原丞「阪急クロスシート車の系譜3」『鉄道ファン』2004年3月号、131頁。
  10. ^ a b c d 山口益生『阪急電車』139頁。
  11. ^ a b c d e f g h i 山口益生『阪急電車』141頁。
  12. ^ a b c 篠原丞「阪急クロスシート車の系譜3」『鉄道ファン』2004年3月号、132頁。
  13. ^ 鉄道ピクトリアル編集部「京都線特急車2800系の生涯」『鉄道ピクトリアル』2019年10月号、54頁。
  14. ^ a b 篠原丞「阪急京都線特急史」『鉄道ピクトリアル』2019年10月号、29頁。
  15. ^ a b 篠原丞「阪急クロスシート車の系譜3」『鉄道ファン』2004年3月号、133頁。
  16. ^ a b c 鉄道ピクトリアル編集部「京都線特急車2800系の生涯」『鉄道ピクトリアル』2019年10月号、55頁。
  17. ^ 『日本の私鉄7 阪急』1990年、135頁。
  18. ^ 篠原丞「阪急2300系の55年」『鉄道ファン』2015年5月号、107頁。
  19. ^ “阪急電鉄 2800系、来月引退 26、27日に「さよなら運転」”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年7月26日) 
  20. ^ 『日本の私鉄 阪急』1998年、25頁。
  21. ^ a b 交友社鉄道ファン』1996年1月号 通巻417号 p.128
  22. ^ a b 篠原丞「阪急電鉄 現有車両プロフィール2010」『鉄道ピクトリアル』2010年8月臨時増刊号、242頁。
  23. ^ a b 阪急電鉄同好会「私鉄車両めぐり (161) 阪急電鉄」『鉄道ピクトリアル』1998年12月臨時増刊号、216頁。
  24. ^ 雲原の山中に阪急電車が- 尼崎の男性のセカンドハウス 両丹日日新聞、2007年1月2日
  25. ^ 1996年春の阪急レールウェイフェスティバルで、カットした前頭部を搬出する様子が紹介されていた。






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