起電力 化学電池の起電力

起電力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 06:14 UTC 版)

化学電池の起電力

化学電池(電気化学セル)の起電力は、電気化学平衡状態における電極の電位差である。「電流が0の時の電極間の電位差(開回路電圧)」と説明されることもあるが厳密には異なる。電極上では電気化学平衡が成り立っていないにもかかわらず、電極間を流れる電流が 0 となることがあり(1つの電極上で複数の電気化学反応が起こっている場合など。混成電位という)、このような場合は、起電力と開回路電圧は異なる。

電位差を測定する方向や電池反応の表現方法に任意性が存在するため起電力の符号について混乱があったが、1953年ストックホルムで開かれたIUPACの会議において、起電力の符号の決め方について勧告[1]が出された(ストックホルム規約と呼ばれることがある)。

起電力の定義

次のような電池図式で表される電池を考える。

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  1. ^ Christiansen (1960) p.5517.


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