観音寺駅 (愛知県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 07:05 UTC 版)
歴史
当駅付近にあった観音寺(現在は廃寺)の住職が駅の設置を働きかけたことにより開業に至った[1]。
- 1928年(昭和3年)8月15日 - 開業。
- 1944年(昭和19年) - 営業休止[2]。
- 1950年(昭和25年)7月22日 - 復活。復活時より無人駅[2]。
- 1966年(昭和41年)6月1日 - 駅名の読みを「かんおんじ」から「かんのんじ」に変更。
- 2007年(平成19年)12月14日 - トランパス導入[3]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカードmanaca導入。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎はなかったが、2007年11月22日より自動改札機・券売機・精算機の使用開始により新たに建てられた。かつては2ヶ所駅出入り口が存在した(1つは現改札口になり、もう1つも現存するが、柵に囲まれており使用できない。)
側線があり、矢作建設の工事用車両が留置されている。
路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)[4] | 下り | 名鉄一宮ゆき[5] | 終日名鉄一宮ゆき |
上り | 津島方面[5] | 津島経由須ヶ口・名古屋方面の列車は平日朝のみ |
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ホーム
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矢作建設留置線
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駅名標
配線図
← 名鉄一宮駅 |
→ 津島方面 |
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凡例 出典:[6] |
利用状況
- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は1,442人であった[7]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,567人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中193位、尾西線(22駅)中10位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は896人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中233位、尾西線(23駅)中16位であった[9]。
- 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度701人である。
利用者は増加傾向にある。多くは森上・津島方面ではなく名鉄一宮駅へ向かう。
注釈
- ^ 隣駅の苅安賀駅で「次の観音寺の駅では、多数のお客様がご乗車なさいます。」と車内放送される場合がある。
出典
- ^ 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.168.
- ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日)
- ^ “各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
- ^ a b “観音寺(BS12)(かんのんじ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
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