西武所沢車両工場 製造車両

西武所沢車両工場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 16:09 UTC 版)

製造車両

西武鉄道向け

車内銘板
流鉄2000形(元西武801系
車内銘板
(西武3000系
  形式 落成初年度 製造両数 備考
旅客用車両 クハ1111形電車 1953年 2両 クハ1114・1115(いずれも落成当時の車番)は新製名義で落成
501系電車(初代) 1954年 70両 後の351系電車(モハ501形初代・20両)を含む
クハ1411形電車 1955年 18両 他27両は戦災車復旧・木造車鋼体化名義で落成
401系電車(初代) 1956年 1両 国鉄モハ63形の模倣型。他3両は事故復旧名義で落成
451系電車 1958年 54両
551系電車 1961年 24両
601系電車 1963年 28両
701系電車 1964年 192両
411系電車 1964年 38両
801系電車 1968年 20両
101系電車 1969年 278両
5000系電車 1970年 24両 他12両は日立製作所製、初号車の落成年は1969年
2000系電車 1977年 130両
新101系・301系電車 1979年 100両 他56両は東急車輛製造製
3000系電車 1984年 48両 他24両は東急車輛製造製、初号車の落成年は1983年
新2000系電車 1988年 84両 他230両は東急車輛製造製
9000系電車 1993年 80両
山口線用車両 B11形蓄電池機関車 1957年 4両 他1両 (B11) は1951年中島自動車製
1形開放型客車 1950年 19両
21形密閉型客車 1964年 4両 他2両は1形客車からの改造車
電気機関車 E31形電気機関車(初代) 1955年 1両 他3両は1948年東京芝浦電気
E31形電気機関車(2代) 1986年 4両
内燃機関車 D1形ディーゼル機関車 1957年 1両
貨車 スム101形貨車 1957年 10両 スム151 - スム160
スム201形貨車 1960年 45両
スム301形貨車 1962年 30両
テキ401形貨車 1969年 6両 若松車輛の下請け製造 。三菱マテリアル所有の私有貨車
ワフ1形貨車 1967年 9両 ト1形からの改造車
ワフ101形貨車 1969年 7両 スム101形からの改造車
トム1501形貨車 1957年 10両 トム1611 - トム1620
トム2001形貨車 1961年 15両
チキ21形貨車 1969年 2両
ホキフ71形貨車 1968年 4両
ホキ81形貨車 1968年 10両
サ1形貨車 1957年 1両 移動変電車

他事業者向け

  形式・車両番号 落成初年度 製造両数 備考
越後交通 トム1000形無蓋貨車 1956年 16両
上毛電気鉄道 デハ170型電車 1959年 1両
デハ180型電車 1963年 1両
上信電鉄 200形電車 1969年 4両 2次車の新製を担当、1次車5両は東洋工機
伊豆箱根鉄道 1000系電車 1963年 12両 第1編成は車体の新製のみ担当、艤装は伊豆箱根鉄道大場工場にて施工
豊橋鉄道 デキ350形電気機関車 1955年 1両 東芝車輌の下請けで新製[注釈 3]
三岐鉄道 モハ150形電車150・151 1971年 2両 モハ151は当工場が新製した最後の他事業者向け鉄道車両
ED45形電気機関車 ED457 1973年 1両
川崎製鉄 3号・4号車 1970年 2両 水島製鉄所向け構内牽引車
東芝府中工場 5300105-1 1967年 1両 鉱山用6t特殊電気機関車
コンゴ共和国 44080 - 44084・44060 - 44062 1968年 8両 コンゴ国鉄向け客車、汽車製造の下請けで新製

注釈

  1. ^ 西武鉄道側の記録では同月に所沢車両工場において落成した車両は存在しない。もっとも、同時期に導入された戦災国電復旧車両(モハ311形・クハ1311形)については資料によって落成年月および復旧担当工場が異なる例が多々生じている。
  2. ^ それらはTR10・TR11・TR14台車、MT4・MT7・MT10・MT15主電動機、CS1・CS3・CS5主制御器、MH16B-AK3電動空気圧縮機、MH77-DM43電動発電機など、戦前に設計・製造されたもので占められていた。これらが標準装備された車両を大量に導入した西武鉄道の車両は同時期に他事業者が導入した車両と比較して性能面で大きく見劣りし、趣味誌などにおいて「質より量」と揶揄されるまでに至った。
  3. ^ 西武1形電機として落成・入籍するも運用実績なく直ちに豊橋鉄道へ譲渡。
  4. ^ 1957年(昭和32年)7月以前に譲渡された車両については西武鉄道からの直接譲渡であり、当工場は関与していない。また1957年(昭和32年)7月以降から当工場が西武鉄道直営となった1973年(昭和48年)12月までに譲渡された車両については、正式には西武鉄道からの直接譲渡ではなく当工場から譲渡された扱いが取られている
  5. ^ a b c d 車体更新に伴い不要となった京急480形(400形初代)の旧車体を西武建設株式会社名義で購入、所沢車両工場で再生工事を実施し各社へ納入したものである。近江鉄道へ売却された4両分の車体については同社彦根工場において再生工事および各種改造が施工された。
  6. ^ 西武建設が購入した元小田急1600形の車体を流用し載せ替え。
  7. ^ 西武建設が購入した元小田急1600形および京王デハ1700形電車の車体を流用し載せ替え。
  8. ^ 京王1400形電車1800形電車および元相鉄2000系電車。

出典

  1. ^ a b c d e f g 「所沢車両工場の概要」 (1992) p.48
  2. ^ a b c d e f g 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.29
  3. ^ a b 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) p.21
  4. ^ 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) pp.28 - 29
  5. ^ a b c 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) pp.14 - 15
  6. ^ a b c d 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.10
  7. ^ a b 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) pp.40 - 41
  8. ^ a b 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) pp.2 - 3
  9. ^ a b c d e 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) pp.7 - 8
  10. ^ a b c 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) pp.8 - 9
  11. ^ 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) p.11
  12. ^ 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) p.12
  13. ^ a b 「50年前の電車 (VII)」 (1977) p.24
  14. ^ 「私鉄車両めぐり(80) 西武鉄道 3」 (1970) p.78
  15. ^ a b c 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) p.19
  16. ^ a b c 「私鉄車両めぐり(147) 西武鉄道」 (1992) pp.250 - 251
  17. ^ a b c d e 『RM LIBRARY30 所沢車輌工場ものがたり(上)』 (2002) pp.38 - 39
  18. ^ a b c 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.4
  19. ^ a b 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.23
  20. ^ a b 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) pp.23 - 25
  21. ^ a b c 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.25
  22. ^ 「所沢車両工場の概要」 (1992) p.50
  23. ^ a b c d e f g 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) p.28
  24. ^ 『RM LIBRARY31 所沢車輌工場ものがたり(下)』 (2002) pp.46 - 47
  25. ^ 所沢車両工場跡地における土壌調査結果について” (PDF). 西武鉄道 (2008年11月12日). 2012年7月26日閲覧。
  26. ^ 所沢駅西口地区の街づくり”. 所沢市. 2020年9月7日閲覧。
  27. ^ 事業目的及び事業概要”. 所沢市. 2020年9月7日閲覧。





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