西尾劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 11:19 UTC 版)
特徴
ロビーには高倉健、鶴田浩二、藤純子、千葉真一、菅原文太など東映スターのポスターが数多く飾られ、1997年(平成9年)頃から閉館まではロビーで駄菓子を売っていた。建物は昭和初期の大規模木造建築であることから、映画『20世紀少年』で建物前がロケ地として使用され、映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』のロケ地にもなる予定だった。2013年(平成25年)の映画『怪特探KAITOKUTAN岸部町奇談』は西尾劇場で撮影が行われ、愛知県知事の大村秀章が西尾劇場の館長役で出演した。
西尾劇場を取り上げたテレビ番組
不祥事
劇場閉館後、不動産業として存続している法人「株式会社西尾劇場」(名古屋市中区)の代表ら2人が、劇場跡地の売却益約2億6300万円を申告せず、法人税約7800万円を脱税したとして、名古屋国税局は2019年(平成31年)4月5日、法人と代表ら2人を、法人税法違反などの容疑で名古屋地方検察庁に告発したと発表した[12][13]。
- ^ a b c d "愛知・西尾編". ウドちゃんの旅してゴメン. 4 June 2005. 名古屋テレビ放送. 2016年4月25日閲覧。
- ^ a b c d e 『映画館名簿』各年版
- ^ a b c “西尾劇場”. 港町キネマ通り (2005年12月). 2014年8月29日閲覧。
- ^ 『映画館名簿』時事映画通信社、1953年版
- ^ 近代化産業遺産 認定遺産リスト (PDF) - 経済産業省
- ^ “auショップ西尾駅前”. ハートランド株式会社. 2016年4月25日閲覧。
- ^ "駄菓子のある映画館~親子3代で守る老舗映画館・西尾劇場". スタイルプラス. 9 December 2007. 東海テレビ放送. 2015年1月4日閲覧。
- ^ "愛知・西尾市編". ウドちゃんの旅してゴメン. 27 May 2006. 名古屋テレビ放送. 2016年4月25日閲覧。
- ^ "やすらぎ薫る 昭和レトロな町 愛知・西尾市". ウドちゃんの旅してゴメン. 29 August 2009. 名古屋テレビ放送. 2015年1月4日閲覧。
- ^ "珍百景No.541「レトロな謎の建物」". ナニコレ珍百景. 17 February 2010. テレビ朝日. 2015年1月4日閲覧。
- ^ “2013年8月21日放送(#046)”. ノリで行こう!!名古屋. Yahoo! JAPAN (2013年8月22日). 2016年4月25日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 (2019年4月4日). “「西尾劇場」跡地売却で7800万円脱税か 所有会社を告発”. 2019年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
- ^ 名古屋テレビ放送 (2019年4月5日). “名古屋国税局が韓国籍の会社代表を告発 「西尾劇場」跡地の売却益を脱税か”. 2019年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月8日閲覧。
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