組織学 動物組織の組織学分類

組織学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 08:58 UTC 版)

組織学(そしきがく、: histologyギリシア語で「組織」を意味するἱστός histosと、「科学」を意味する-λογία -logiaの複合語)は、植物動物細胞組織を観察する顕微解剖学解剖学から発展し、生物学医学の重要な方法論の一つである。細胞学細胞の内部を主な対象とするのに対し、組織学では細胞間に見られる構造・機能的な関連性に注目する。


注釈

  1. ^ : ultramicrotome
  2. ^ : Vertical sectioning
  3. ^ : Horizontal (also known as transverse or longitudinal) sectioning
  4. ^ : Tangential to horizontal sectioning
  5. ^ : Complete circumferential peripheral and deep margin assessment
  6. ^ : Elastic fibers
  7. ^ : Collagen fibers
  8. ^ a b : Reticular fibers
  9. ^ : Mast cells granules
  10. ^ : Basophil
  11. ^ 塩基性の顆粒が紫色に染まる。このように、細胞が染料と異なる色に染まることを「異染性」(: metachromasia)という(対義語は正染性)[8]
  12. ^ "trichrome" とは「3色」の意味。
  13. ^ : Cartilage
  14. ^ : Bone matrix
  15. ^ ドイツ語読みでは「ヴァイゲルト」となる。
  16. ^ : Neutrophil granules
  17. ^ : Eosinophil granules&mdash
  18. ^ : Basophil granules
  19. ^ : Platelet granules
  20. ^ : Basement membrane
  21. ^ レーウェンフックロバート・フックなども同時期に顕微鏡を開発している[14]
  22. ^ 灌流液を流すことによる、動脈内の赤血球流出など[18]

出典

  1. ^ 榎木英介 (2015年7月13日). “忘れられた医師不足~病理医不足”. 病院経営事例集. 2016年5月4日閲覧。
  2. ^ 黒岩祐治. “がんの手術をするためになくてはならない病理医が不足している”. NURSE SENKA 2009年12月号. 神奈川県知事 黒岩祐治 オフィシャルウェブサイト. 2016年5月4日閲覧。
  3. ^ 各種固定法”. 株式会社 協同病理 (2014年10月23日). 2016年5月5日閲覧。
  4. ^ ブアン液 Bouin Solution”. siyaku.com. 和光純薬工業株式会社. 2016年5月5日閲覧。
  5. ^ Weiss AT, Delcour NM, Meyer A, Klopfleisch R. (2010). “Efficient and Cost-Effective Extraction of Genomic DNA From Formalin-Fixed and Paraffin-Embedded Tissues”. Veterinary Pathology 227 (4): 834–8. doi:10.1177/0300985810380399. PMID 20817894. 
  6. ^ チラミドシグナル増幅(TSA)”. サーモフィッシャー・サイエンティフィック. 2016年5月6日閲覧。
  7. ^ トルイジンブルー染色”. コスモ・バイオ株式会社. 2016年5月6日閲覧。
  8. ^ ヒルシュ・パイファー染色”. 東京都医学研・脳神経病理データベース - 白熱教室. 公益財団法人 東京都医学総合研究所 脳神経病理データベース運営委員会. 2016年5月6日閲覧。
  9. ^ マッソン・トリクローム染色(ホルマリン固定用)”. 武藤化学株式会社. 2016年5月6日閲覧。
  10. ^ Ross & Pawlina (2016, p. 5)
  11. ^ えんしんぶんり VOL.73” (PDF). 福岡市医師会臨床検査センター (2013年1月). 2016年5月6日閲覧。
  12. ^ a b c d えんしんぶんり VOL.78” (PDF). 福岡市医師会臨床検査センター (2013年11月). 2016年5月6日閲覧。
  13. ^ a b c d 渡辺の鍍銀法 Reticulin silver impregnation”. 自治医科大学附属病院 病理診断部・病理診断科. 2016年5月6日閲覧。
  14. ^ 鈴木孝仁 (監修) (2010, p. 12)
  15. ^ Adelmann, Howard (1966) Marcello Malpighi and the Evolution of Embryology 5 vol., Cornell University Press, Ithaca, N.Y. OCLC 306783
  16. ^ Ross & Pawlina (2016, pp. 97–100)
  17. ^ 鈴木孝仁 (監修) (2010, p. 17)
  18. ^ 羽曽部正豪. “Web Hitology, 動物組織学, デジタル顕微鏡観察”. 東京海洋大学海洋科学部. 2016年5月7日閲覧。 “血管:[中略]血管の内部には赤血球があるので、それで血管と判断する。ただし、動脈系の血管は固定時にその血液が押し出された状態で固定されるので、時として血球が見えないこともある。静脈系は血液が滞るので赤血球が多量にあるかも。とは言え、左記の様態は状況に依存する。毛細血管でも赤血球が見えるので判断できるはず。”
  19. ^ i-heart-histo.. Histological art. http://i-heart-histo.tumblr.com/. 
  20. ^ Coyne J. (2012). “A squamous cell carcinoma with a Saint Valentine's day message”. Int J Surg Pathol 20 (1): 62. doi:10.1177/1066896911434768. PMID 22287650. 






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