紅孩児 日本での扱い

紅孩児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 09:45 UTC 版)

日本での扱い

日本における西遊記の翻訳・西遊記を原作とした作品においては、割愛される場合が多く、そのため日本での知名度は低い。

日本において西遊記を原作とした作品で登場する際は、原作の設定は無視されている場合が多い。

  • 日本テレビのドラマ版『西遊記』においては、子供扱いされると激怒し、妖火・三昧火を操って悟空らを苦しめた。
  • フジテレビのドラマ版『西遊記』においては、牛魔王と羅刹女の子という設定はなく、独立した妖怪であり時間を自由に操ることが出来る。

また、原作と同じ牛魔王と羅刹女の子という設定の作品でも、以下の様に他の設定が大きく変えられている。

  • SFアニメ『SF西遊記スタージンガー』においては、『キングギューマ』(=牛魔王)と『クイーンラセツ』(=羅刹)の息子として『プリンスガイマ』が登場するが、父母の死後に登場するため原作と順序が逆になっている。
  • アニメ『ドラえもん』の映画『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』ではリンレイと名乗り、素生を隠して玄奘の弟子のふりをしているスパイ。改心した後は玄奘に引き取られ、正式な弟子となった。
  • 漫画『最遊記』では妖怪の王子として玄奘一行のライバル的立ち位置である。
  • 漫画『ぼくのそんごくう』でも、登場は火焔山の回よりも後になっており、孫悟空に敗れて改心した父も手を焼く「ティーンエイジャー」として描かれる。

脚注

外部リンク


  1. ^ 雜劇·楊景賢·西遊記·第三本” (中国語(繁体字)). 2010年5月17日閲覧。


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