箱館丸 復元船

箱館丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 09:47 UTC 版)

復元船

1988年(昭和63年)の青函トンネル開通記念博覧会に際し、「箱館丸」の復元船が制作された。博覧会後に続豊治の子孫が買い取って函館市に寄贈、現在は函館港西埠頭で陸上展示されている[14]

なお、2022年には、日本船舶海洋工学会の認定する第6回「ふね遺産」に、「日本人が建造したスクーナー型西洋帆船の先駆け」(非現存船)として認定され、推薦者である函館の歴史的風土を守る会と、関連資料を弘前市立弘前図書館の津軽家古文書の中に多く所蔵する弘前市に認定書が贈呈された[15][16]

参考文献

関連項目


  1. ^ a b c d 函館市史編さん室 1980, pp. 658–660 3編5章12節4(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  2. ^ a b 岡田 1956, p. 31, 箱館丸と亀田丸の新造 (函館市史編さん室ウェブサイト掲載版(アーカイブ)の該当箇所
  3. ^ a b c d e 藤原(1995), p. 6.
  4. ^ a b 岡田 1956, p. 94, 大野藩の出店と箱館戦争 (函館市史編さん室ウェブサイト掲載版(アーカイブ)の該当箇所
  5. ^ a b c 安達(1990).
  6. ^ 勝海舟 『海軍歴史』復刻版 原書房〈明治百年史叢書〉、1967年、445頁。
  7. ^ a b 藤原(1995), p. 7.
  8. ^ カッテンディーケ(著)、水田信利(訳) 『長崎海軍伝習所の日々』 平凡社〈東洋文庫〉、1964年、102頁。
  9. ^ 日本郵政前島密年譜」(2010年8月21日閲覧)
  10. ^ a b 藤原(1995), p. 9.
  11. ^ 函館市史編さん室 1990, pp. 139–144 4編序章3節3-4(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  12. ^ トロイツカヤ・H・A(著)、有泉和子(訳) 「ロシア極東アルヒーフ文書に見られる日本および日本人」『21世紀COEプログラム研究報告集 No.17 ロシアの中のアジア/アジアの中のロシア(III)北海道大学スラブ研究センター、2006年、19頁。
  13. ^ 函館市史編さん室 1990, pp. 121–132 4編序章3節2-3(函館市/函館市地域資料アーカイブの該当箇所(テキスト版)
  14. ^ 新年企画 「協働の時代」/よみがえる箱館丸の会、愛する船のため奔走”. e-HAKODATE. 函館新聞 (2006年1月6日). 2023年6月11日閲覧。
  15. ^ 第6回ふね遺産”. 日本船舶海洋工学会 デジタル造船資料館. 2023年6月11日閲覧。
  16. ^ (函館新聞)「箱館丸」ふね遺産に認定 日本人建造西洋帆船先駆けの価値評価【函館】”. HOKKAIDO NEWS LINK. 北海道ニュースリンク協議会 (2022年7月7日). 2023年6月11日閲覧。


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