破落戸

デジタル大辞泉

ならず‐もの【成らず者／破^＝落^＝戸】

読み方：ならずもの

１ 品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。

２ 生計が思うようにならない者。

「銀の才覚—と茶屋にはせかれ」〈浄・女腹切〉

ごろ‐つき

一定の住所、職業を持たず、あちこちをうろついて、他人の弱味につけこんでゆすり、嫌がらせなどをする悪者。無頼漢。ごろ。

[補説] 「破落戸」とも書く。

難読語辞典

破落戸

読み方：ゴロツキ（ｇｏｒｏｔｓｕｋｉ）

一定の住所も職業もなく、所々を渡り歩くならずもの

短編小説作品名辞典

破落戸

作者関散史郎

収載図書さいかち長屋春秋草紙
出版社日本図書刊行会
刊行年月1997.8

隠語大辞典

破落戸

読み方：ごろ

1. ごろつきの略語。「羽織－だ」。

分類 東京

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア

破落戸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2007/10/27 08:56 UTC 版)

熟字訓であり、読みが二通りある。

• ごろつき → ごろつき
• ならずもの → ならず者

このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの言葉や名前が二つ以上の意味や物に用いられている場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。

Weblio日本語例文用例辞書

「破落戸」の例文・使い方・用例・文例

• 破落戸｛ごろつき｝が店先に坐り込んでどうしても動かぬ
• あの家は破落戸｛ごろつき｝の巣窟だ